「父さん!俺、結婚決めたから!」
「おっ!」
「そうか!やっとお前も伴侶を持つか!おめでとう!」
「ありがとう!父さん。」
テレビを見ている振りをして、ヒイナさん、聞き耳立ててます。
「けど・・・ずいぶん急だけど・・・お前・・・子供出来たとか?」
「(えっ!?)」←ヒイナさん
「違う、違う。政界に身を置くからには、独り身じゃ外聞が悪いだろ?」
「(・・・な~んだ・・・)」←ヒイナさん
「それに、俺、子供ってあんまり好きじゃないし。」
「(えっ!?子供、作らない気かな!?)」←ヒイナさん
・・・ヒイナさん見てるほうが面白いです・・・。
「ね、以蔵。左京、大丈夫かな?」
「ふむ・・・まぁ、大丈夫なんじゃないか?」
以蔵・・・甘いぞ・・・。
結婚式当日です!
「父さん、母さん、そろそろ行くよ。」
「よしきた!」
「・・・お腹減った・・・。」
またこの夫婦は、動きがシンクロしてるなぁ。
今回のパーティー会場はセントラル・パークです。
人をたくさん呼ぶときは、外でやるに限る!
「マルゴ・・・キレイだ・・・。」
「左京・・・。」
あっ。ユリアさん、リュウガ連れてきてくれたんだー。ぐっじょぶ(≧∇≦)b
案の定、リュウガが泣き出して、みんな一様に、『赤ちゃん泣いてる・・・』の吹き出し。
真っ先に以蔵が抱き上げてました。
「ほらー!リュウガ、泣いちゃダメだぞー。」
以蔵、孫に会えてよかったね!
ユリアさん、そんな顔しないでやってくれ。
辺りが薄闇に包まれて参りましたので、花火を打ち上げてみます。
マップビューで見たらキレイですよ!・・・ってなことでしたが、
ふむ。確かに。
でも、見上げたほうが臨場感あると思うのは自分だけでしょうか?
おっ!フジテレビっ!!(←違うから・・・)
「まだまだ行くよぉ!」
ぱぁーーーんっ・・・!
「キレイ・・・。左京・・・おめでとう。」
ヒイナさんからの餞でした。
これ、もっと何人かでいっぺんに打ち上げたり、街の外れまでカメラ引いてみたりしたらもっとキレイかもしんない。
機会があったら試してみよう。
「いい結婚式だったね。」
「うん。」
「なんか・・・興奮しちゃったな・・・。」
「うふ。花火で?」
いや・・・若夫婦は疲れてお休みだってのに、アンタたちは・・・。
これ、この通り。
なーんにもしないまま、寝てしまいましたとさ。
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