※今回から、画像、少し大きめにしてみます。
見やすいかな?
結婚式の朝・・・
「・・・。」
あっ!今ですかっ!?妊娠確定っ!?
しまった・・・仕込が半日早かった・・・orz
初めて外でパーティー開いてみます。
「わぁ!広ーい!」
ヒイナさん、嬉しそう。
ユリアさん・・・せっかく結婚式用にキレイなドレス設定してたのに、さっき妊娠が発覚してこの始末。
「さぁ!皆さん、始めますよ!!」
ケンシロウ、君はそのポーズ似合うからやってもよし。
「永遠の愛を誓うよ。ユリア。」
「嬉しい・・・。」
足元に段差があるのが気になってたんですが・・・
やっぱりっ!
「ちゅーっ。」
・・・って、位置、合ってないしっ!
ティーンと大人が恋愛できないのって、これが原因なのかも?(背の高さが合わない。)
ハグは出来るのにねぇ。
なんか、感慨深げな両親。
「ユリア、おめでと。キレイよ。」
「お母さん、ありがとう。ところで・・・。」
「赤ちゃん、出来ちゃったんだ。」
「あら。」
「よかったじゃない!元気な子、産まなきゃね!」
「うん!」
ケンシロウにも妊娠を報告。
「ケンシロウ、あたし、赤ちゃん出来た!」
「ホント!?やった!俺、パパになるのかぁ。母さんに報告しに行こ。」
「母さん、ユリア、赤ちゃん出来たんだぜ!」
「まぁ。おめでとう!ユリアさん、これからもケンシロウのことをよろしくね。」
「はい。ありがとうございます!」
和やかな雰囲気。
・・・なんですが・・・。
この人にも挨拶をしなければいけません。
『う~・・・なんて言おう・・・。』
「あの・・・お父さん・・・。あの・・。」
今まで散々喧嘩して反抗して、心配かけてきた父親ほど気使うものってないよね。
「ああ・・・。ユリア・・・。いいんだよ、何も言わなくても。」
「・・・お父さん・・・。」
「キレイだよ、ユリア。結婚、おめでとう。幸せになれよ。」
『ほっ・・・よかった・・・やっぱり・・・家族っていいものね・・・。』
「でね、お父さん。あたし、赤ちゃん出来たんだ。」
「なんだよ、お前ら・・・出来婚かよー・・・。」
『・・・ったく・・・この親父っ。前言撤回っ。』
『・・・でも、ま、いっか。』
この親子はこれでいいんです。
でも、口ではそんなこと言いながら、物陰でむせび泣く以蔵。
「うっ・・・ユリア・・・立派な大人になって・・・。」
ケンシロウのパパ、話しかけたそうなんですが・・・。
『今、話しかけちゃまずいかなー・・・。』
「うっ・・・くっ・・・。」
「あのー・・・。」
「ぐっすん・・・。」
「・・・で、なんですか?」
『げっ!なんだこの人この豹変っぷり!気持ち悪っ!!』
ケンシロウのパパ、ちょっと引いてます(笑)
つつがなくパーティーは終わったんですが、パーティーの間中、ずーっと『ぱぱぱん。ぱぱぱん。ぱぱぱん。』って音がしてて。
なにかと思ったら、この人がずーーーっと拍手してました。
あんた、誰だよ。
哀愁を帯びた親父の背中。
「ユリアも嫁に行ったか・・・。」
でも、まだ一緒に住むんだし。
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