何回か家に呼んで、マルゴさんはすっかり家族と打ち解けた様子。
「仕事場の同僚が浮気してさー・・・。」
「ぷぷっ。おじさん、面白ーい。
何か言いたげな左京。
「父さん、俺、マルゴさんと話しあるんだ。」
「ん?」
「ちょっと外してくれないかな。」
「ふむ。」
以蔵を追い払って、
リビングのソファでおしゃべり。
「最近の医者はなってないよね。」
「うん。」
マルゴさん、テレビ見てるので生返事。
「政治家より金に執着するヤツらが多くってさ。」
「あっ・・・そこでそんな展開!?」
「えー・・・っと、マルゴさん・・・。」
「・・・率直に聞くけど・・・俺のことどう思う?」
「・・・ステキだと思うわ。」
「ホントに!?じゃあさ・・・。」
「・・・ええ。」
「左京、マルゴさんは夕飯食べて行くかな?」
「・・・。」
「・・・はい。」
以蔵、邪魔すんなっての。
以蔵に邪魔されましたので、別の日に仕切りなおし。
「マルゴさん・・・こないだの話の続きだけど・・・。」
「私・・・。」
「左京のこと・・・好きよ。」
「本当かい?」
「ええ。・・・ふふっ。」
「ああ・・・マルゴさん・・・いや、マルゴ。」
左京、ようやくファーストキス♡
「マルゴ・・・俺と付き合って・・・」
「いやいやいや・・・それよりも・・・」
「結婚して!!」
「えーーーっ!?」
「どう?」
「もちろん!!」
「ふふ。似合うよ!君の美しい指にピッタリだ!」
「嬉しいっ!」
「君をファースト・レディにするからね。」
「ああ・・・左京・・・。」
「(ふふ・・・これで俺の人生設計も軌道に乗ったな・・・。次の選挙は大成功間違いなし!)」
左京・・・そんなこと考えてると、足元すくわれるぞ・・・。
突然、トレンディー・ドラマ(死語)並みの急展開!
いや、もう、そろそろ結婚させないとアレだし・・・。
次回はもちろん、左京の結婚式です!
0 件のコメント:
コメントを投稿