エジプトのこの別荘、玄関先からスフィンクスが望めますが、この二人にはまったく関係ない様子。
「ね、ヒイナ・・・。ミラーボール・・・見る?」
「うふ。」
たまにはソファーでいちゃいちゃするのもいいかと思って、座らせてみました。
「以蔵、疲れてない?」
「疲れなんか取れちゃったよ。」
「ヒイナ、おいで。」
「うん。」
「んんーーーっ・・・。」
しかし、ソファーではここまでが限界なので、つまんない・・・。
せめて押し倒せたらいいのにねぇ。
その晩・・・
なにやら懐かしい不穏な気配が・・・
「む・・・警察官の血が騒ぐ・・・。」
「えっへっへー。最近、この別荘、外国人が入ったらしいからなぁ・・・。なにかいいものが・・・。」
エジプトにも泥棒がいるとはっ!!
驚きですっ!!
しかーし。
プレイヤーは用心深いので、すべての出入り口に警報機を設置していましてですね~。
「えっ!?」
しかも・・・
「この野郎・・・心地いい睡眠を妨げやがって・・・。」
「なななななにっ!?」
歴戦の勇士、以蔵が待ち構えてました。
「わわわっ!たっ助けてっっ!!」
ああっ・・・そんなベッドと壁の隙間でバトルされても、見えません~!
「あーん!うるさーーいっ!!」
「どうだ!参ったかっ!!」
「ひぃぃぃぃっ!!なんだよー!この外国人っ!!ちくしょーっ!」
「・・・ったく・・・。エジプトは治安が悪いなぁ・・・。」
「ホント・・・。」
警察官は現れず、泥棒を退治した以蔵は再び眠りについたわけなんですが、逃げようと玄関先に回った泥棒・・・
「ひぃぃぃぃぃっ!なんだっ!この警報機の数はっ!!」
だから、すべての出入り口に取り付けてあるんだってば・・・。
「わわっ!止まれ~~~っ!!」
「止まらなーーーいっっ!!」
・・・とひとしきり一人で大騒ぎして、夜が明ける頃、やっと逃げて行きました。
エジプト、警察いないんですかね?
電話で呼べるかどうか試してみればよかったなぁ。
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