「うん!」
「家を崩してでも見つけるわ!」
「それはさすがにマズイんじゃないかな・・・。」
「美味しーい。」
「これ、左京が作ったの?」
「・・・うん。」
「左京、料理うまいんだもん。パパとは大違い!」
「ワタシ、左京のパンケーキの味、好きだなー。」
「ごちそうさま!さっ!しっかり食べたし、着替えて探索開始だわ!」
↑左京・・・ガン見しすぎだろう・・・
「・・・俺、皿洗っとくよ。」
「え?悪いからいいのに・・・。」
「ううん。何か俺に手伝えることがあったら言って。なんでもするから。」
「ありがとう。」
「さて・・・やるか!」
左京の視線にも気付かず、橘花の気持ちは高揚していた。
絶対に見つける・・・いや、見つかる、と思っていた。
『・・・今はそれどころじゃない・・・ってか・・・。・・・あ。電話。』
橘花の力になりたい、助けたい、と切実に思う。
しかし彼女は、すべて一人でやるつもりでいる。
そんな橘花を見ていると、自分の良からぬ衝動が、不純に思えてくる。
「はい。佐土原・・・。」
「・・・またお前かっ!!米沢っ!!」
「毎日かけてくんなっての!!」
懸命な読者の皆さんは、既にお気付きであろう。
先だってから、左京に度々空気の読めない電話がかかってきていることを。
これは、左京が
「あーっ!お前のその言葉、聞き飽きてんだよっ!!」
「今、取り込み中なのっ!!」
「大事な話?・・・お前、それ、本当に大事なんだろうなっ!?」
「・・・うん・・・うん・・・。分かった。すぐ行くから。」
「・・・ふっ・・・。こっちだって今、すげー大事なとこなんだよ・・・。」
「・・・仕方ない・・・。あいつの顔見るの、気が乗らないけど・・・行くか・・・。」
今、家から離れるのは気が重かった。
けれど、まもなく夜になる。
夜になれば、橘花は探索の手を一時休めるだろう。
それに・・・やけに息せき切って、大事な話だ、と繰り返していた。
左京は重い腰を上げ、事務所に向かった。
さて。
事務所にやってきた左京。
「米沢ー。来てやったぞー。」
「・・・なんだよ・・・。いねぇじゃん・・・。」
「・・・ったく・・・人呼び出しといて、どういう了見だ・・・。」
「・・・帰ろっかな・・・。」
事務所に来てみたものの、マネージャーの姿はない。
待つのもバカらしい、と左京が腰を上げかけると、入り口で物音がした。
「あっ!左京さんっ!!来てたんですかっ!?」
「来てたんですか、じゃねえよ。お前が呼んだんだろうが。」
「す・・・すみませんっ。本社に行ってたもんで・・・。」
この男が、左京のマネージャーを勤める、米沢田吾作である。
「・・・で、話しって何?さっさと聞いて、帰りたいんだけど。」
「ま・・・まぁ、座ってください。話しますからっ!」
「・・・ところで、お前・・・その服、何?」
「カノジョとデートしてたら、急に本社に呼ばれたんで・・・。
そこから電話したんですよぉ~。なにか変ですか??」
『・・・これが勝負服かよ・・・。しかも、カノジョいるのかよ・・・。』
「あっ!でも、左京さんはダメですよっ!!」
「・・・なにがだよ。」
「デートとかそういうの。今、大事な時なんだから謹んでくださいよ。」
「慎んでるよ。俺は。」
「も~。スキャンダルは・・・」
「ご」
「法」
「度!!」
「(・・・なんで3コマも使うんだよ・・・)スキャンダルなんか起こしてねえじゃん。」
「ダメダメっ!!こないだの赤いコートの女っ!」
「ありゃ、前の嫁だって言ったろ?とっくに故郷に帰ってるよ。」
「も~ホント勘弁してくださいって!!」
「何にもしてねぇって。(・・・あいつとは・・・)なんでそんなにうるっせえんだよ。毎日毎日電話してきやがって・・・。」
「左京さん!今、あなたの新曲がどのくらい売れてるのか知ってるんですか!?」
「は?」
「ランキング、どのくらいか知ってるんですか!?」
「・・・さぁ。」
「1位ですよ!」
「い」
「ち」
「い!!!」
「(だから、なんで3コマも使うんだよ・・)・・・へえ・・・。」
「へえじゃないですっ!へえじゃ!!あなた、これはどういうことか分かりますか!?」
「地方でたまたま売れてるだけだろ?」
「違いますっ。」
「今日、本社に呼ばれたのは・・・あなたの全国ツアーが決まったからですよ。
その準備をしなければなりません。心してくださいね。」
『全国・・・ツアー・・・?』
こんな時に・・・というのが、この時の正直な感想だった。
まことんさん・・・ゴメン・・・。
やりすぎた・・・。
書きながら、自分が爆笑してたよ・・・。笑いすぎてお腹痛い・・・ヾ(≧▽≦。)o
ギャ~~~!出た~~~!!!
返信削除今会社で見てるんです!
もうね、もうね、トイレ行って笑った!
田吾作~~!!!
しかも洋服のセンスの良さ?がちゃんと受け継がれてる(爆笑)
あ~腹痛え~~!
物語そっちのけで見入っちゃいました(笑)
なんもやり過ぎじゃありませんって!
もっともっとやっちゃってOKです!
いっちょ前に彼女いるし(笑)
って言うか左京と共演してること事態が信じられない!
あの左京とですよ!!!
しかもしかも何コマも使いやがって!田吾作め!
いや~感動したな~!
感動もしたけど爆笑もしました(笑)
すみません、物語には何もふれないで。
でもテンションがあがっちゃって!
ありがとうございます!!!!
もうこの一言です!
まことんさん、おはようございます!!
返信削除ええ、ええ。登場して貰いましたっ(≧▽≦)ノ
笑っていただけました?
・・・っていうか、これ書いてる時、自分でおっかしくっておっかしくって、何回読み直してもおっかしくって・・・。
左京と田吾作のコンビ、掛け合いを想像してると、もう、笑いしか出てこないの!!
もうね、掛け合いのシーンが、すらすら~っと浮かんできて、これはやっぱり、田吾作っていうキャラが立ってるからだなー・・・て感心したんですよ!
カノジョは、もちろん京子さんという想定です♪
今のところ登場予定はないけど、ちらっとでも出したいなぁ。
物語が今から、ちょっとシリアス・・・ていうか、クライマックスに入るので、その前に笑いを取っておこうと思って・・・(^_^;)ゝ
左京と田吾作は迷コンビになりそうですよ!!
笑いが欲しい時は、エリックか田吾作を出せばいいな
(笑)
まことんさん、ホント、感謝します!!
ありがとうございます!!
く・・・っ。こんな所で刺客が・・・。
返信削除他人様とのコラボレーションは美味しすぎますね。
田吾作のどあっぷ写真。見てたらグーパンしたくなってくるから不思議。
「一位」の時の 「い!!!」のあのポーズはなんだ!
なんで手でやってんだよ~~~w
何か人様のブログで人様のキャラを見るのは不思議な感じですよねえ~。
この間の通りすがりの人さん、こんばんはー!
返信削除まことんさんにお願いして、田吾作、お借りしましたー(^-^)
左京のマネージャー役、どうしようかな、って思ってて、自作もしたんだけど、なんかしっくりこなくって…。
いや~田吾作、いただいてきてよかった!
田吾作のどアップ見るだけで笑えるだもんσ(^_^;)
人様のフンドシで相撲を取るのは得意技ですっ!
「い!!!」の時の手、ホントに「い」になってる~!
身体で表現してるわけですよ!
自分がマネージメントするミュージシャンの曲が一位になって、きっと嬉しいんですよ!
…ということにします(^-^)
左京と田吾作の共演~♪
返信削除yuzuさんとまことんさんのコラボ~~♪
これはっ、たまりませんね!!
御・法・度!!の‘度’の顔ーーーっ
わかってるよねぇ~?って顔してるーーー(笑)
左京さんはかなり迷惑がってるみたいですけど、
田吾作はいい人ですから^^
橘花はやる気がみなぎってますね!
目標ができると人は強くなっていくのかな。
Naonさん、こんばんはー!
返信削除えへへ♪コラボさせて貰っちゃいました(^-^*)
きっとワタシが一番嬉しくって楽しいww
そうそう。
田吾作、いい表情するんですよねぇ~。
ワタシは、デフォルト置き換えスキンを使ってるんで、まことんさんとこの田吾作とは、違った感じになるかな?・・・と思ってたんですが、全然おんなじでした!
ご・法・度!!は下書きの時はひとコマだったんですけど、3枚繋げてみたら面白かったんで。
ホント、左京に言い聞かせてる感じですw
橘花は頑張ってますよ~(^-^)
でも、今は目標があって強いんですけど、終わった時どうなるのか・・・。
左京にもしっかりして貰わなくっちゃ♪