どうして道路を渡るの?

ようこそ、いらっしゃいませ!

こちらでは、EAのTHE SIMS 3での擬似日常をだらだらと綴っています。

*改めてごあいさつ*

長きにわたり、放置していてすみませんでした。

いつかは戻ってくる、と決めていたので、
移転や閉鎖もせず、けどいつの間にか2年半も経っていました。

やっと戻ってこれましたので、イチから出直します。

「君がいた世界」は、未完のまま終了です。
また、別館は閲覧できない状態にしています。

本当に、長い間留守にして、申し訳ありませんでした。

お気に入りリンクの整理、やっとしました。
リンク切れサイト様もいくつかあって、
2年半と言うのは長かったな・・・と改めて実感しています。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

主役ふたり、やっと揃いました。

Calico Capriccioso
第2話 新しい出会いとか再会とか

最終更新日 2015.04.03

月曜日, 8月 30, 2010

青い春

さて、橘花と宗太、二人で美術館へやってきました。

ツイン・ブルックの美術館は、中で仕切られていて、赤の部屋と青の部屋があります。
絵画が置いてあるのは、赤の部屋。
「うーん・・・やっぱプロの作品は違う・・・。」

「ふぅーん・・・こんな構図もあるんだなぁ。」

二人とも美術館に来てしまうと、絵画や彫刻に見入ってしまい、ただそれだけで時間が過ぎてしまいます。
「・・・んっ。いかんいかん。」

気がついたら辺りは薄闇に包まれていました。
一日中美術品を眺めていても飽きないんですが、目的はそれだけではないので。
「橘花さーん。ボク、お腹減ったよ。」
「んー?もちょっと見てたいなぁ。」

「なんか食べに行こうよ!」
「じゃ、ウチ帰って食べる?」
「ううん。ボク、おごるから、どっか行こ。」
「えー。宗太くんに出させるわけにはいかないよ!割り勘でね!」

ようやく美術館を出て、タクシーに乗り込みます。
「電車の形したお店があったよね!あそこ行きたいな。」
「あ!ワタシもちょっと行きたいって思ってたんだー。」

「ここ、ここ!」
「変わったお店だよね!・・・人、多いけど・・・。」
「うん・・・。人、多いね・・・。」

たった2~3人他人がいるだけで、『人が多い』と感じる二人でしたが、中で食事をして、十分満足したようです。

「あー。美味しかった!ね!」
「うん。でも・・・ボクがおごりたかったのに・・・。」

「ダメよー。そんなことしたら、左京に怒られちゃう!」
「お父さんは別に・・・怒らないよ。」

結局、橘花が支払いをしてしまい、ちょっと不満な宗太ですが・・・。
「でも・・・じゃ、今日は甘えちゃおう!橘花さん、ありがと。」
「いいんだってば!」

まんまとハグしちゃいました。
『・・・あ・・・なんかいい匂い・・・。』

『やべー・・・。くらくらする・・・。』
「どしたの?」

「な・・・なんでもない!・・・ね、美術館、楽しかったね!」
「うん!また行きたいなー。」

宗太、内心の動揺を必死に隠して話し続けています。
「美術館もいいけど・・・映画、観たいなぁ。」
「映画かぁ・・・。」

「それもいいね!今、何やってるのかなぁ。ワタシ、パニック映画が好きなんだよねー。」
「面白いのやってるかな?調べとくよ。」

「その後、ご飯食べようね!次はボクに出させてよ。」
「宗太くん、遊んでばっかりいて、学校は大丈夫?」

「あれ?信用してないの?こう見えても優等生名簿に載ってるんだよ?」

「ホント?さっすがー!じゃ、心配いらないね!」
「任してよ!!」

二人で楽しい時間を過ごし、ようやく家に帰ったのはもう深夜近くでした。

その頃、ダニエルがなぜか空き部屋のベッドで寝ようとしていました。
「ん~・・・ぞわぞわして部屋に入れない・・・。」

なぜかというと・・・


以蔵!!
以蔵がダニエルのベッドで寝ていたため、ダニエルはその気配を察して、部屋に入るのが怖かったんです。

「あ・・・父さん!!」

「父さん!!待って!!」

いや・・・どっちへ行く?左京・・・。

「父さん・・・覚えてる?俺のこと・・・。左京だよ。」

もちろん!忘れるはずがありません。
最愛の息子なのですから。
「よかった・・・!会いに来てくれたんだね!」

ああ・・・懐かしい・・・以蔵の姿です・・・。
「お墓、気に入ってくれた?俺、あんまりうまく作れなくて・・・。」

「天国で母さんと仲良くやってる?・・・なーんて聞かなくても仲良くしてるに決まってるよね!あのさ・・・母さんにも伝えて?いつでも会いに来てくれ、って。ほら、俺、母さんの死に目に会えなかっただろ?ずいぶん姿、見てないからさ・・・。」

きっと左京の言葉を伝えてくれることでしょう。
左京の両親も、安住の地を手に入れたようです。
ダニエルは可哀想だったけどね。





お墓を建てた時点で、幽霊になって出てくることは分かってたんですが・・・改めて以蔵を見てしまうと、すっごく切ない・・・(ノ_-。)
止めときゃよかったかもしれませんが、開き直って、幽霊の以蔵とヒイナさん夫婦も同居させることにします。生き返らせたりはしないけど。
でも、出てきてくれたのは、まだこの一回きり。ヒイナさんも出て来てくれないかなぁ。
ところで宗太、計算高いです(笑)
でも、好きな人と一緒にいる為なら、このくらいするよね?

2 件のコメント:

  1. おはよーございまぁす!

    更新はやいですね・・でもきっちりついてってますよb
    以蔵さんだぁぁー♪
    あたしは経験がなくって お墓ちゃんと置けたな~って
    見てただけで、夜に出てくるという感覚は全くなく・・(´・ω・`;A)
    でもさー、もうね。うれしぃ!!!
    この間のね灯台で、会いた~い!!って叫びそうになって
    書いちゃだめだ><ってやめたのね・・実は。

    もうね、透けててもいいの。会えるだけで幸福なの。
    あ~、うれしい☆
    宗太くんの それまでのこと。。わすれちゃったwww

    がんばれ!!!だけ、言っとこぉっとw

    ありがとでした~♪見せてくれて(〃^∇^)

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  2. ぽよ~んさん、こんばんはー!

    付いてきてくれてアリガト(^・^)
    会いたかった?以蔵に?
    う~ん。そう言ってもらえて嬉しいです!!
    以蔵たちのレビューでは、結局、以蔵の幽霊もヒイナさんの幽霊も見ないままデータを封印したので、ワタシも久しぶりに以蔵を見て、じ~んとしちゃったんですよね(;^_^A
    プレイしてる本人が感動してどうすんだっ・・・って感じですが、出て来てくれた時はぞくぞくっとしちゃいました!

    宗太、ちょっと悪い子ですねーw
    でもね、宗太も一生懸命なんですよー。
    だってハンデがあるんだもん。ティーンは恋愛対象にならないからね。

    いや~・・・以蔵の登場を喜んでもらえるなんて・・・ホントにありがとう!!
    毎晩出てくれるわけじゃないけど、これからもちょこちょこ登場させる予定でーす!

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