「・・・なんかいろいろ焦げ臭い・・・。」

「もぉっ。失敗ワッフル二皿放置と食洗機破壊・・・か。」

「ワタシが作ったほうがマシなのかも・・・。」

「ほらね。」

橘花、自発的に料理を作ることがないだけで、作れば案外まともに作れるのかもしれません。
「・・・でも、料理ってあんまり好きじゃない・・・。料理得意な人、来てくれないかな・・・。」

「それにしても・・・ダニエル、案外使えないわ・・・。」

木の彫刻が出来るようになりました。
着々と彫刻家への道を歩んでいます。
「罪滅ぼしに洗濯でも・・・。」

料理はダメでも、洗濯くらいなら出来るので、部屋を片付けて回ることにしました。
「さらさらー・・・っと。」

「・・・ん?ここの洗濯機はあんまり音がしないな・・・。」

「・・・ってことは、ウチにあったヤツは、安物だったのか・・・。」

本当は天日の下に干したほうがいいのでしょうが、敢えて室内干し。

だって、

こんな風にサンルームになってたら、中でも外でも一緒じゃない?
結構無理やりな建築方法なのはご愛嬌。

「これでよし、っと・・・。」

お次は・・・
「水溜りくらい拭いとかなきゃ・・・。」

床のお掃除。
「あれ?橘花ちゃん、出かけるの?」
「"ちゃん"付けで呼ばないでっ。」

「(・・・じゃなんて呼べばいいんだよ・・・)仕事?」
「違うよ!バイトは辞めた。・・・今夜も遅くなるから。」

「えっ!?じゃあ夜遊び!?どんなトコ行ってんの?」
「・・・どこでもいいでしょ。」

「それよりダニエル。ちゃんと修理屋呼んどいて。もしくは自分で修理して。」
「あ・・・そうだった・・・。ゴメン・・・。」

言い残して、橘花は出かけてしまいました。
「そうだった・・・修理屋・・・。」

自分で直せるはずもないので、修理業者に電話しましょう。
「あんのー・・・食洗機壊れちゃったんですけどー。・・・すぐ来る?待ってるんで!」

すぐ来ると言ったのになかなか来ない・・・と思っていたら、いつの間にかやってきて、修理してくれていたようです。
「おじさん!サンキュー!すぐ直る?」
「仕事ん邪魔だけん、話しかけんなや。」

こんなSS、どうでもいいのですが、修理のおじさんの顔が、あまりにも個性的なので、つい(^_^;)ゝ
「あ!そうだ。仕事も探さなきゃな!なんかいい仕事ないかな~。出来れば音楽関係~。」

「・・・なかった・・・。今、どっこも厳しいんだな・・・。しょうがない。やっぱ大学の就職課に聞いてみるか・・・。」

今のダニエルに出来るのは、それくらいです。
現実は厳しいです。
翌朝。
「おっ!洗濯物乾いてるー!」

「よっ、と。」

「そうだ・・・病院・・・。」

昨夜あれから、卒業した医大に連絡してみると、この街の病院に空きがあるとのこと。
しかし、この就職難の折、すぐにでもいかなければ枠が埋まってしまうかもしれない、と聞かされて、慌てて病院に向かいました。
「急げっ!」

急いだ甲斐あってか、なんとか採用して貰えました!
「・・・結局、医者になるしかないのか・・・。でも、働かなきゃなんないし・・・。」

その頃家では、橘花がデザイン画を描きあげていました。
「うん!まぁまぁかな。」

満足げな表情の橘花。・・・だけど・・・
それ・・・
左京、じゃない・・・?
「部屋に飾ろうっと。」


似てるのか似てないのか、ホントに左京なのかどうなのか分かりませんが・・・デザイン画ってこんなの描くんだ・・・!
結構・・・いや、かなりうまいし、そして・・・どう見てもワタシには左京にしか見えないっ!!
・・・ので、左京に会いたい思いでいっぱいの橘花が描いた、左京の絵、ということにしておきます(^-^;)
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