どうして道路を渡るの?

ようこそ、いらっしゃいませ!

こちらでは、EAのTHE SIMS 3での擬似日常をだらだらと綴っています。

*改めてごあいさつ*

長きにわたり、放置していてすみませんでした。

いつかは戻ってくる、と決めていたので、
移転や閉鎖もせず、けどいつの間にか2年半も経っていました。

やっと戻ってこれましたので、イチから出直します。

「君がいた世界」は、未完のまま終了です。
また、別館は閲覧できない状態にしています。

本当に、長い間留守にして、申し訳ありませんでした。

お気に入りリンクの整理、やっとしました。
リンク切れサイト様もいくつかあって、
2年半と言うのは長かったな・・・と改めて実感しています。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

主役ふたり、やっと揃いました。

Calico Capriccioso
第2話 新しい出会いとか再会とか

最終更新日 2015.04.03

月曜日, 8月 09, 2010

クレメンタインの家

「ここかぁ・・・。」

タクシーの運転手に「クレメンタインの家まで。」と告げたら、この場所で下ろされました。
「・・・灯り、ついてるみたいなんだけど・・・。」

一瞬、やっぱり化かされたか?・・・と思いましたが・・・。

「開いた・・・。」

鍵を使って開くことが出来ました。

「シーンとしてる・・・。ホントに誰も住んでないの・・・?」

「二階がある。」

「・・・誰もいないし、なーんにもない・・・。」

「ここも・・・。」

どの部屋も空っぽで、誰もいません。
1階に降りて、
「ここは・・・ダイニングキッチンか・・・。」

「こっちは・・・」

「洗濯室?」

とにかく広い広い、そしてがらんとしたクレメンタインの家。

でも、そんな中で、唯一、最小限の調度が揃った部屋がありました。
「あ・・・なんか、ちょっとホッとする・・・。」

その部屋は、二間続きになっていて、手前が生活空間、そして、奥には・・・
「・・・なるほど。ここで彫刻を作れってわけね。つまりこの部屋が・・・」

「ワタシの部屋ってこと!」

そこには、創作活動に必要なすべてのものが揃っていました。

彫刻を作ることが、この家に住むただ一つの条件。
「だったら、やってやろうじゃないの!」

初めてノミと槌を手にしたのに、

まるでなにかが乗り移ったかのように、

橘花の振るうノミで、
「うん・・・。楽しいかも・・・。」

粘土の塊が

形を成していきました。


「出来たー。眠ーい!」

第1作目、完成!
生まれて初めてのことだったのに、あっという間に粘土の像が出来上がりました。

「なんか、一気に疲れちゃった・・・。」


こうして、橘花の、クレメンタインの家での生活がスタートしました。


この家は、自作のような自作でないような。
実は原型はこちらなんですが、(※TSR 要登録 有料)「アパートぽくて素敵!今度のプレイに使おう!」・・・と、いつものごとくDLしてきて、内装をいじったりしてたんですよ。
でも、「なんかしっくりこないなぁ~・・・」と思いまして・・・。
部屋の配置とかがうまくいかなくなったり、区画の大きさが違ったりで、「えーいっ!真似して一から作ってやれ!!」とアイデアだけいただいて、せっせと建てました。
で、この家に「Clementine」という名前がついていたので、そこから想像を膨らませて、この話しが出来たんです。

いや~・・・パクリもここに極まれり!ですね(;^-^A

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