どうして道路を渡るの?

ようこそ、いらっしゃいませ!

こちらでは、EAのTHE SIMS 3での擬似日常をだらだらと綴っています。

*改めてごあいさつ*

長きにわたり、放置していてすみませんでした。

いつかは戻ってくる、と決めていたので、
移転や閉鎖もせず、けどいつの間にか2年半も経っていました。

やっと戻ってこれましたので、イチから出直します。

「君がいた世界」は、未完のまま終了です。
また、別館は閲覧できない状態にしています。

本当に、長い間留守にして、申し訳ありませんでした。

お気に入りリンクの整理、やっとしました。
リンク切れサイト様もいくつかあって、
2年半と言うのは長かったな・・・と改めて実感しています。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

主役ふたり、やっと揃いました。

Calico Capriccioso
第2話 新しい出会いとか再会とか

最終更新日 2015.04.03

日曜日, 8月 22, 2010

「おかえり」

「ね、ね、橘花。ツボとか作れんの?」
「それは陶芸。ワタシがやってるのは彫刻っ。」

「・・・って、口きかないって言ったでしょ!そんなの飲んでないで、さっさと仕事行ったら?」
「・・・さぼっちゃおうかな・・・。だって今日、左京さん引っ越してくるし。」
「あんた、バカ?」

いつまでもダイニングでぐずぐずしていたら、橘花に一喝されてしまいました。
「しょーがない。行って来るか~。橘花、いってきまーす。」
「・・・。」

橘花になんと言われようとダニエル、めげません。

ダニエルが出掛けてすぐ、

左京がクレメンタイン・ハウスにやってきました。

「橘花ちゃん、おはよう!」
「左京・・・さん・・・おはようございます。」

「宗太のスクール・バスに一緒に乗ってきちゃったよ!」
「え?」

「なーんてね。冗談、冗談。」
「なーんだ。」

「今日からよろしくね!」
「あ、はい。左京さん、こちらこそ・・・。」

「左京さんとか言わなくていいよ。『左京』で。それと、敬語もいらないから。」
「でも・・・。」

「いいから、いいから!」
「あの・・・荷物は?」
「そんなの、ほとんど処分してきた!新しい生活が始まるんだし、この家に合った家具でもそのうち揃えていくよ!」

左京、ほぼ手ぶらで引っ越してきました。

そういえば・・・。
ちょっと気になってたんですが、左京、左京っていったい何者!?・・・と思ってらっしゃる方もいると思うので、ちょっとここで左京の紹介を・・・。

左京は、以前のプレイレビュー、「以蔵とヒイナのアドベンチャーな日常」の主人公である、佐土原以蔵とヒイナ夫婦の息子です。
子供の頃からお金絡みのことばかり望んでいて、大人になってからは政治家になりました。
トップまで昇り詰め、美しい妻との間に男の子二人を設け、人生は順風満帆と思ったのですが・・・体面ばかりを気にする左京に愛を感じられなくなった奥さんに別れを切り出されて離婚。
それがきっかけで左京は自分の生き方に疑問を感じ、すっぱりと政治家を辞め、音楽の道に転身。
売れない、売れないと思いつつ、ロック・スターの地位を勝ち取って、姉婿(姉は若くして事故で死亡)とその息子二人、自分の息子二人というむさくるしい男所帯で暮らしていましたが、両親の死をきっかけに、ツイン・ブルックで一旗上げよう!と、次男の宗太だけ連れてこの街に乗り込んできたんです。

そんな左京。
親の遺産があるので、超金持ちです(^-^;)

「あ!この部屋は空いてるんだね。」

「でもちょっと狭いかな?宗太と二人だし。」

勝手に部屋を物色する左京です。

「二階のほうがいいかな?」

「ここは・・・。」

「・・・あ・・・。」

その部屋の窓から左京が見たもの。それは・・・
「この街に・・・こんな場所があったなんて・・・。」

それは、小さく霞んではいますが、遠い岬に建つ灯台でした。

「この部屋から見えるってことは・・・。」

階下に降り、
「ここから外に出られるんだな。」

洗濯室を通り、

庭に出て、
「・・・見える・・・。」

夜になれば、あの灯台が照らす光が、ここまで届くのだろうか、と考えています。
「この家に導かれたのは・・・なにかの運命か・・・?」

「父さん・・・。」

父が、「おかえり」と言う声が聞こえるような気がしました。

左京の父、以蔵は、灯台のある風景が大好きでした。
生涯、灯台の灯りを眺めて暮らしていました。
つまり、左京もそんな両親と一緒に、ずっと灯台を眺めながら暮らしてきたのです。
この風景を見て、胸が締め付けられる思いがし、以蔵が自分をここに導いたのではないか、とそんなことまで考えてしまいます。

橘花の許しを貰い、ここに両親の墓を建てよう、と左京は思ったのでした。



ツイン・ブルックから見える灯台。
サンセット・バレーのものかどうかは分かりません~。
ただ、灯台のある場所へは近づけないのは確かです。
プレイ開始当初、ツイン・ブルックの街を眺めていて、灯台が見えることに気付き、街に近く、しかも灯台が見えるようなちょっと小高い場所に・・・と、このクレメンタイン・ハウスを建てました。

ホントは、「わーい!灯台が見える~♪ゝ(▽`*ゝ)(ノ*´▽)ノ♪」みたいな話しにすればよかったんだけど、無理でした・・・。
前作の続き物になっちゃってて、申し訳ないったらありゃしないっ。

2 件のコメント:

  1. こにちはっ~!

    ユズさん風邪治ったみたいですねbヨカッタ!!!

    う~ん。灯台が見える・・所からもぉ・・もぉ・・無理><;
    ウルウルウルル・・
    ツインブルックから遠くのサンセットバレーの灯台が見えるっ?!すごいです・・。
    気がつきませんでしたっ。さすがユズさん。

    ちょっと胸つまって書きたいけど・・書いちゃだめ・・
    これで、今日は・・><;

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  2. ぽよ~んさん、こんばんはっ!

    まだちょっと咳き込むけど、もう大丈夫です!
    いや~・・・ツライです。夏風邪。
    ぽよ~んさんもお気をつけて(>_<)

    あ・・・泣かしちゃった?
    ゴメンね~。
    見えるんですよ。ホントに。
    以蔵とヒイナさんのお墓を建てなければいけないんで、ツイン・ブルックにも灯台、ないかな~・・・って探してて、見つけたんですよー。
    夜は見えなくなっちゃうので、(探しきれてないだけかも?)よほど遠くにあるんだな~って。
    サンセット・バレーの灯台なのかな?

    なんにせよ、この場所に家を建てたのは正解でした(≧∇≦)b
    お墓、作らなくっちゃ!

    うるうるさせちゃって・・・ホント、ゴメンなさい~゚゚(´O`)°゚

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