学校から帰って、宿題をする行動がシンクロ。
宗太がジュウザを連れて帰ってきてました。
みんなティーンなので、学校のお友達ってことか!
なんか嬉しいなぁ。
儀助は、ジュウザに話しかけられて、宿題を中断しちゃってるんだけど、宗太は終わるまでせっせとやってる。
「宿題なんかやんなくったって死なないだろ?」
「あ。ジュウザ兄さんも勉強嫌い?ボクもー。」
それより、風呂入った方がいいぞ。儀助。
あ、ちなみに宗太はこんな髪型にしてみた。
若々しさの中にも一匹狼でクールな一面が垣間見えるちょっと背伸びした雰囲気。(なんだそりゃ。)
ところで、ヒイナさん。
新しい服を見つけてきたのに、お気に召しませんか?
「あ。そうじゃないの。プールで溺れかけたの思い出しちゃって・・・」
<証拠写真>
それって・・・「命知らず」の無茶ですか?
溺れそうなら息止めコンテストやめればいいのに・・・。
翌日です。
「兄貴、元気してるかしら?こないだ会った時、ちょっと顔色悪かったかも・・・。」
なんだか胸がざわつくので、祐一郎の家にやってきたヒイナさん。
「なんだ、ヒイナ。以蔵に追い出されたのか?」
「まさか!」
「ちぇ。つまらん。」
「もうっ・・・。顔色悪かったみたいだから、体調崩してるんじゃないかな~って思って。」
「そんなことでわざわざ来たのか?優しいなぁ。お前は。ちょっと抱かせろ。」
「いいわよ~。」
「お腹減ったから、炒め物でも作っちゃおうっと。」
ヒイナさんがキッチンをお借りしている間に、以蔵、到着。
「お前、まだくだらない絵、描いてんのか?」
「ま、釣りよりは得意ですよ。」
「ところでそのぬいぐるみはなんだ?」
「ああ。宗太に貰ったんですよ。」
お前ら・・・なぜ目を合わせない・・・。
・・・というか祐一郎、以蔵が話したがってるのに、ちっとも立ち上がりません。
そして、ヒマそうな左京(仕事、週三回しかないんだもん・・・)も投入したところに、更にお客さんが。
「あ、客だ。左京、お前ヒマだろ。出てくれ。」
「・・・ったくおじさんたら・・・。」
祐一郎が立ち上がらないので、仕方なく来客を迎える左京。
「やぁ!こんにちは!桜庭さんはいるかな?」
「ええ。いますよー。」
子連れなんですが、この子、女の子で、しかも「ナオミ」という名前らしい・・・。
「兄さん、おしゃべりしてくんないから、キッチンの掃除でもしてあげよう。」
・・・と、以蔵がコンロを磨いていたら、祐一郎、やっと立ち上がって以蔵に「失礼なことすんな!」と言ってました。
『む~・・・扱いが難しいなぁ。この人は・・・』
「じゃ、街の噂話でも・・・。」
「あ。そういう話なら聞くぞ!うひひ。」
やっとお喋りできた!と思ったら・・・
あ・・・
「兄貴!」
「兄さんっ!!」
どうやらお迎えが来たようです・・・。
鎌の先だけ見えてて、とってもヤな感じ。
壁をとっぱらったら、いました。シニガミ。
「や。迎えに来たぞ。」
「なにか言い残すことは?」
「ん?ないね。好き勝手生きさせて貰った。十分だ。」
「ふむ。潔いな。では行くか。」
「All right.」
-あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる
浮き世の月に かかる雲なし-(大石内蔵助)
「兄貴が・・・逝ってしまった・・・。」
「ヒイナ・・・。」
祐一郎、逝くのが早かったのではないかと思います。
一時期少し、加齢オフにしていて、またオンにしてから数日でした。
この時、以蔵、183日。ヒイナさん、181日。
190日の寿命どおりなら、以蔵、あと7日しかありません。
「今回は・・・トイレで回復するのは止めとこう・・・。」
そうですね・・・。
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