突然ですが、ヒイナさん、イメチェンです。
いかがでしょう?
本人、えらい気合入ってる様子なんですが・・・。
「あっ!母さん、髪型変えたの?」
「うん。どう?」
「似合うよ!」
「そう?嬉しいわ、左京。」
「以蔵はなんて言うかな?」
「似合うって言うよ!」
「そうかな?ワタシって、わかんなかったりして。」
そんなこたぁありません。
「わ!ヒイナ!どうしたんだ?髪・・・。」
「んー・・・ちょっと気分転換に、って思って・・・。変?」
「そんなことないさ!すっごく似合ってるよ!!」
この満面の笑顔・・・。
笑っちゃいけないけど・・・笑えるっ!!
そして、二人の会話を聞いてる左京がまた、にやにやしてて、おかしいのなんのって・・・(* ̄m ̄)ノ彡_☆
『父さんって・・・母さんのこと、ホントに愛してるんだな・・・。』
そんな感じのまなざし。
髪形変えてイメチェンしても、火遊びはします。(当たり前。)
「あちっ!」
だから、何度も言ってるが、そんな顔するんならやらなきゃいいのに・・・。
「そうだ!家に帰ったら、俺の部屋にテレビ置こうかな。」
「2台もあるのに?」
「だって父さんがテレビ嫌いだろ?居間で見てたら・・・。」
「あっ!」
「あっ!!」
「壊れた・・・。」
「壊れたわ・・・。」
壊れてしまいました・・・。
砂嵐。
ザァーーーーっ・・・
ここは、以蔵に直してもらうのもいいんですけど、敢えて修理屋さんを呼んでみましょう。
「もしもし?こんな夜明けに申し訳ないんですけど、テレビの修理、お願いしたいんですが。」
おっ!左京、パンケーキ焼くのうまくなったなぁ~。
さすが、好物のことだけはあります。
そしてやってきた、修理屋のお姉さん。
「おはようございます!壊れたのはどれですか?」
う~ん。普段着だなぁ。
しかも、結構美人さん。
「以蔵に直してもらってもよかったんだけど・・・修理屋さん呼んじゃった。」
「うん?別にいいけど?」
「ま、たまには人を頼むのもいいだろう。俺も時間が出来るし・・・。」
「・・・あら・・・?この部品は・・・?」
「(・・・しかし・・・)」
かちゃかちゃ。
「えーっと・・・。」
「(・・・遅いっ!!)」
完全に夜が明けてしまいました・・・。
以蔵だったら、あっという間に直しちゃうんだけどなぁ。
これ、ただ単に、「器用さ」スキルを持ってるNPCが修理しに来るだけなのかもなぁ、と思ったり。
「あー。直った、直ったー。」
「・・・お金が勿体無いから、修理屋呼ぶのはやめなさい。」
「・・・やっぱり?」
わかっちゃいるけど、好奇心に勝てなかっただけー。
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