※すみません。先に謝っておきます。
シムズレビューにあるまじきエロシーンが延々続きます。
背後にご注意ください。
「左京、おはよ。」
「ああ。」
「左京ってチェス、好きだねー。」
「面白いぞ?教えてやるから座れよ。」
「ん。」
「これってさ、何手も先まで考えるんでしょ?」
「そ。相手がどこに打ってくるか考えてさ、最善の手を見つけるわけ。」
今日はなんだか家の中が静かだ。
「ん?二人でチェスかー。俺、ちょっくら出掛けてきまーす。」
「んー。」
ダニエルが出掛けてしまい、どうやら家の中は二人きりになってしまったようだ。
左京は、今、この時を逃してはならない、と思っていた。
「ねぇ、左京。だーれもいないなんてこの家じゃ珍しいよね。」
「そうだなぁ。」
週末の穏やかな昼下がり。
ギルとロッタは、朝から二人でプールに行くと出て行った。
宗太は委託販売所に出掛けていった。
圭介は本屋に行きたいと言っていたので、やはり出掛けたのだろう。
「テレビもあんまり面白いのやってないなー。」
「昼間だもん。」
朝からしばらくチェスで遊んでいたが、キリのいいところでやめ、昼食を取ったところだった。
「・・・んー・・・。」
「どうしたの?」
「・・・うん。」
左京がテレビを消して立ち上がり、
そして橘花の横に座った。
「・・・なんで場所、移ったの?」
「そりゃあ・・・。」
「・・・こういうこと出来るからに決まってんじゃん。」
「そっか・・・。」
「・・・俺たちも出掛けようか。」
「どこ行くの?」
「・・・二人っきりになれるところ。」
とうとうその時がきた・・・そんな感じだった。
「ここ・・・なーに?」
「バーだけどね。」
「昼間っからやってるの?」
「飲むのが目的じゃないから・・・。」
「・・・だよね・・・。」
「待ってて。鍵、貰ってくる。」
ここは、以前、ギル・ダニエル・宗太の三人がやってきて、朝まで飲み明かして酔いつぶれたエルディアブロ・バー。
実はここ、二階に貸し部屋があり、宿代わりにもなるのだ。
知っているのは地元の人間くらいだったが、お忍びでしばしば使われていることを、左京は知っていた。
「上だよ。」
「うん・・・。」
左京が何を考えているかは分かっている。
そして、自分もこの時がくるのを待ち望んでいた。
「こっちだ。」
小さな部屋にベッドが一つ。
ただそれだけのシンプルな部屋。
けれどもけばけばしいラブ・ホテルよりもこっちの方がいい。
「橘花・・・抱かせて。」
「・・・うん。」
「・・・好きだよ。」
「左京・・・。」
「んっ。」
「橘花・・・あのさ・・・。」
「電話、鳴ってる。」
「・・・いいよ。電話なんか。」
「ダメ。出て。」
少しでも胸のドキドキを抑える時間が欲しい。
家で左京に触れられた時からずっと心臓がばくばくいっていて、その音が聞こえやしないか・・・と思っていたのだ。
「ちぇっ・・・大事なトコだったのに・・・もしもーし。」
「ああ・・・なんだ君かよ。今日はオフだって言っただろ?・・・あー分かってる、分かってるってば!明日、事務所に行くからっ。今、取り込み中なのっ!」
「・・・ったく。空気読めっての・・・。」
「誰?」
「マネージャー。」
「仕事の話?いいの?」
「別に今じゃなくてもいいんだよ。」
「よしっ。仕切り直しだ!あーあ。台詞、忘れちまったよ。」
「なぁに?」
「俺がどんなに君のことが好きか語ろうと思ってたのにさ。」
「なぁーに?それっ。変なの。」
「変じゃないよ。」
「好きだよ・・・言葉に出来ないくらい。」
「ワタシも・・・。」
「思いつく限りの愛の言葉を、君の上に降り注ぎたい・・・。」
「・・・?」
「・・・あー・・・ダメだ。やっぱ忘れちまったよ。俺、作詞の才能はねえなー。」
「ヤダ。くすっ。」
「・・・言葉じゃダメだ。俺のすべてを・・・君に捧げるよ。」
「左京・・・。」
「・・・おいで。」
「こうやって抱き締めたかった・・・。」
「うん・・・。」
「緊張してる?」
「かなり・・・。」
「俺も・・・。」
「あっ・・・もしかして初めて・・・とかじゃないよな?」
「うーん・・・それって答えなきゃダメ?」
「なんか心構えというかさ。加減とかあるかと思ってさ。」
「そんなこと・・・気にしなくていいよ。」
「・・・ま、いっか。たぶん加減なんて出来ないし。」
「髪、解いていい?」
「うん。」
髪を解き、服を脱ぎ捨てて触れ合うと、それだけで身体中がずきずきと疼くような快感に包まれた。
「おっと・・・可愛いじゃん。普段も下ろしとけばいいのに。」
「うっとうしいもん。」
「ね、それって・・・勝負下着ってヤツ?」
「そんなんじゃないよ。」
「女の子ってそういうの好きだろ?」
「もー。あんまり見ないで。」
「いいじゃん。見せて。」
「もー・・・。」
「・・・キレイ・・・。」
「ホント?」
「ホントさ。」
「左京・・・大好き・・・。」
「橘花・・・俺も・・・愛してる・・・。」
「ね・・・灯り、消して?」
「暗いと見えないじゃんか。」
「恥ずかしいから・・・お願い。」
「・・・ん。しょうがねぇなぁ。」
「眼鏡も外して。」
「外したらホントに見えねえよ。」
「眼鏡かけたまんまセックスするなんて変よ。」
「それもそうか。」
「見える?」
「心眼で見てやるよ。」
「くすくすっ。」
「・・・な、俺、どっか変じゃない?」
「それ、ワタシの台詞なんじゃないの?」
「セックスなんか久しぶりにするからさぁ・・・。怖くない?」
「なんで?」
「怖くないのかなって。」
「怖くなんかないよ。だって左京が怖いことするわけないもん。」
本当は怖い。
男の人に触れられるのは初めて、という訳ではなかったが、同じ年頃のやりたいばかりの男の子ではなく、相手は左京なのだ。
成熟した大人の左京から見て、自分はどう写っているのだろう・・・と思っていたが。
「やべー・・・なんか、俺の方が処女みてぇ。」
「怖いの?」
「怖い。君にどんな風に見られてるかって思うと・・・怖いよ。俺の心臓の音、聞く?ばっくばくいってるよ。」
「ウソ。」
「ホント。」
左京があれこれと言葉を口にするのは、左京も同じように緊張しているのだ、ということが分かって、橘花は落ち着いてきた。
優しい気持ちになる。
左京のすべてを受け入れたい。
今はそれしか考えられない。
「・・・左京、大丈夫。愛してる・・・。」
「俺も・・・世界で一番君のこと愛してる・・・。」
「・・・もう、しゃべらないで。」
「・・・挿れるよ・・・。」
「うん・・・。」
左京が自分の中に入ってくるのを感じると、心が震えた。
身体が溶け合い、一つになる。
それは至福の時だった。
「あぁ・・・橘花・・・。」
「左京・・・好き・・・左京・・・。」
やがて左京がゆっくりと動き出し、官能的な喘ぎを漏らすと、橘花は痛みも怖さも忘れた。
そして、何もない胸の奥の空間に、左京への思いと、奇妙な罪悪感だけが残った。
もう…ダメ…!
返信削除血…血…鼻血…ユズさん…ティッシュとって?
本当はこの一行だけのコメントにしたい。
それだけで今回は伝わるかと…。
だ、だけど…書きたい~~~!!!!!
橘花…いいな…。
凄く綺麗でした。
エロいって言うより、小説を見てるようにうっとりとしました。
セリフの一つ一つがよかったです。
とくに左京が何気に怖がってたとこ、
なんとなく分かるような気がしました。
「俺も・・・世界で一番君のこと愛してる・・・。」
これだけで何もいりません。
橘花、よかったね。
二人が一つになった瞬間は私までボ~っとしちゃいましたよ(笑)
さ、私も今日は寝よ。
え~と…今日は私も勝負下着でも着てと…。
旦那をその気にさせてと…。
でも明日はまだ火曜か…。
しょうがない…チャッチャッっと…
って、なんの話じゃ~~!
でも本当にそんな気分になりました。
ああ…今夜は眠れない…!
一つだけ気になることが。
罪悪感とな?
な、何に?!って言うかそれとも誰かになの!?
く~~気になるっしょ!
ほっほ~~~!
返信削除シムでここまで表現しましたか~~。
きわめつけは、左京のケツ!ですな。
最近シムでよくケツをみかけるな、、ネコさんとこの溝口さんの次にw
ベットシーンって難しいでしょうねぇ。これもある意味芸術
私はモザイクって消した事ないんですけど、取ったらどうなってるんだろ?
ちゃんとあるのかな、ないのかな?w
はぁ~・・・・なんか、いいなぁ。潤ってるって感じだなぁ。
最近抱きしめたことありますか?わんこなら毎日抱きしめて寝てるんですが、
男女の肌のぬくもりこそが、別に恥でもなんでもなく本来の姿なんでしょうね。
自然のありのまま。
二人ともとっても綺麗でしたよ。下品な感じがしなくて、大人の雰囲気が最高でした。
左京ベットだとかなりおしゃべりですねw
そんな左京も昔はまるで死んだ魚の目のようだったのに、
ここに来てこう、熱い何かがドクンドクンと脈打つというか、
たんなる人間くささが出てきて良い感じになってきました。
これは左京の出せる色気ですね。
宗太やダニエルじゃこはいかないなぁ。グッジョブです!
(鼻血、ダラダラ~~~)
まことんさん、こんばんはー!
返信削除・・・あ~・・・コメントいただけてよかったです。
も、今回ばっかりは、皆さんの反応が気になって気になって・・・。
うふふ~♡
ホント、よかった♪
なんとまぁ、これを完成させるのに、何十回見直したことか!
タイトルもなんかしっくり来るのがなかなか思い浮かばなくって・・・5~6回変えましたよ。
台詞は、すんなり浮かんだんですけどね。
一番最初に思い浮かんだのが、「怖くない?」「なんで?」ってフレーズで・・・。
どうなんでしょう。
ワタシは橘花より、左京の方に年が近いので、若い子相手に左京がどんな風に感じながら抱くんだろう、って考えてました。
やっぱり怖いと思うんですよ。
自分は衰え始めてるから。
しかも、こんな苦しいほど切ない気持ちで女の子を抱くなんて初めてなんですよ。
だから、左京は大人の振りをして橘花を誘ったものの、怖くてあれこれ言葉を口にして、動揺を押さえてるわけです。
綺麗、と言っていただけて本当に嬉しい!!
なんだか昔、版権ものの二次創作サイトで、エロ小説書いてたのを思い出しちゃいました| ̄m ̄)(←なにやってんだ・・・)
その頃、読み手を興奮させて濡れさせるのがワタシの仕事っ!!・・・って思ってたのを思い出すなぁ。
勝負下着で旦那さんを誘っちゃってください!!
罪悪感・・・それはすぐ分かります。
でも、左京も黙っちゃいません。
もっと過激になる予定・・・とだけ言っておきます。
ありがとうございました!!
この間の通りすがりの人さん、こんばんは!!
返信削除今夜はワタシがこんな時間です(^_^;)ゝ
寝落ちしてまして、さっき起きて、まことんさんのレスつけて、お風呂入ってきました。
ネコさんとこの溝口さんには、ワタシ、大爆笑してしまって・・・。
左京のケツは、溝口さんほどむっちりではないんですけどもね。
ベッドシーン、難しいというか、通常だと服着たまんま、いちゃいちゃして、「せーのっ」って布団被って、「うふうふ、きゃっきゃっ」「・・・」「ふー・・・」で、終わりじゃないですか。
ストーリーものをやってると、ありゃないわ、と思うのですよ。
モザイク消しても、何にもありません。つるぺったん。
それもどうかと思うので、ワタシは体毛のあるスキンを使ってます。
女性も。
でも股間にはなんにもないです。
この頃、「それもどうなんだ・・・」と思ってしまいまして、特にこういうベッドシーンをやる時に、アングルによっては奥まで見えてしまうんですが、なんにもないのに納得できなくなって、股間にはイチモツをつけています。MODで。
なかなか立派です♪
・・・逆にドキッとしたりしますけど・・・(そこまでリアリティを追求する必要あるのか、とも思いますが・・・)
ワタシは、前の旦那と別れてから、人肌のぬくもりなんぞ、ついぞ体験しておりません~。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
抱きしめるのはニャンコだけ。
でも、だから妄想が膨らむんだ!!・・・って開き直ってますけど。
確かに。
宗太とかダニエルでは、こんなシーンは出来ませんでした。
左京だから出来たんでしょうね、きっと。
よく喋ってるでしょ?
こんなオトコ、可愛くて好きです♡
おお!通りすがりさんも「綺麗」と言ってくださる!!
ありがとうございます(>▽<*)
二人に鼻血吹かせるとは・・・左京、罪なオトコだなぁ(笑)