
珍しくギルが疲れて帰ってきました。
職場で事故があって、大変だったのです。
「あ~・・・ただいまー。・・・うえっ。怪我人運んだから血の匂いが染み付いてらぁ・・・。」
「おかえりー。」

「ふー・・・疲れた・・・。」
「お疲れ様ー。」

「・・・ん?(こ・・・この声は・・・橘花じゃない・・・。)」

女性の声で出迎えられて、普通に受け答えしてましたが・・・ふと気付いてみると、橘花の声ではありません。どこかで聞き慣れた・・・
「ギールっ♪」
「ロ・・・ロッタ!!」

「探したよぉー。」
「お・・・お前っ!ななななんでここにっ!?」
「ギル、軍人になりたいって言ってたから、もしかして、って思って、知り合いの軍の人に聞いたんだよぉ。」

「お前・・・どんだけ顔が広いんだっ!?」
「もぉ~・・・ギルったら勝手に職場変わっちゃうしー、いなくなっちゃうしー・・・。」
「なんで俺を付け狙うっ!?そんなに売り飛ばしたいのかっ!?」
「え?え?なんのこと??」

「お前・・・俺のこと犯罪組織に売ろうとしてただろっ。」
「え~・・・誰がそんなことすんのよ~。」
「だって・・・あの・・・マフィアの若頭みたいなヤツは・・・。」

「え~?サージェントのこと?そんなんじゃないよぉ。あたし、犯罪組織に知り合いはいないもーんっ。」
「む・・・じゃなんなんだ!?」

「帰れよっ!」
「帰るトコないもーん。あんたが出てっちゃったから、家賃払えなくって追い出されたんだもーん。」
「だったら、誰か他のオトコでも捕まえればいいだろう!!」
「もう、ここに住むって決めたんだもーん。」

「だっ・・・ダメだっ!!」
「聞こえなーい。」

満を持して、ロッタちゃん登場です!
ギルがいなくなった後、ずっと探していたんです。
「もう、家主から許可貰ったんだよー。」
「なんだとっ!?」
「いいじゃん。聞けばここ、家賃タダだって言うし、部屋も空いてるし。」
「別の部屋か・・・。」
「なんなら一緒でもいいけど?」

ギルが仕事から帰ってくる2時間ほど前、ロッタはクレメンタイン・ハウスを訪れていました。
「わ・・・。なんかでっかい家・・・。」

「ギル・・・ホントにここにいるのかな・・・。」

「あのー・・・この家の人?」
「そうだよ?誰?君。」
「あのね・・・ここに、ギルベルト・ギュンターって人、住んでる?鳥、乗っけてるの。」
「ああ。いるよ?」

「ビンゴ!!」
「君・・・ギルの知り合い?」
「うん!一緒に住んでたんだけどねー。・・・探してたの!」
「そうなんだぁ。」

「・・・ってか、左京・・・だよね?」
「うん。そうだけど。」

「え~・・・あいつ、なんでこんな有名人と住んでんのっ!?」
「君は・・・ギルの奥さん?結婚してたの?」

「結婚はしてないんだけどねー。でもー・・・ギルと一緒にいたいの。ここ・・・あたしも一緒に住んじゃダメ?」
「いや。いいよ、きっと!家主に紹介するよ!」
「左京の家じゃないの?」
「違うよ。」

ギルも同じようなこと言っていましたね。
「橘花ちゃん、ちょっといい?」
「なーに?」
「この子・・・ギルのこと追っかけてきたんだって。前、一緒に住んでたって。・・・あ、名前、なんだっけ?」

「あたし、ロッタ・リドリーっていうの。ね、お願い。ここに住ませてくれないかな?」

「ギルが出て行っちゃって、家賃払えなくって、家、追い出されちゃったのよー。」
「ワタシはいいけど・・・。」

「ホント!?」
「ここ、わけあって家賃はいらないから。でも家事はみんなでやるんだよ。」
「OK!わ、嬉しい!・・・ね、ギルは?仕事?」
「もうすぐ帰ってくるよ。」

・・・と、いうわけで、話はギルが帰ってくる前にまとまっていたのでした。
「・・・ったく・・・どういうつもりだ・・・あいつめ・・・。しかし・・・犯罪組織じゃないって?だったらなんなんだ?」

それはなにかと言いますと・・・。
「ここが今日のお仕事場かぁ。こんばんはー。」

「ふふっ。気配がするぅー。ゾクゾクくるなぁ~。」

そう・・・ロッタは・・・
「えーいっ!!!」

ゴースト・バスターズだったのです!
「あ~♪今日も働いたぁ~♪」

依頼された家に出向き、霊魂を捕らえて売ってたんです。
人相の悪いボビー・サージェントは、霊魂を買い取って、研究施設に売りさばくブローカーでした。
こうしてクレメンタイン・ハウスの住人は6人となり、居住用の部屋はすべて埋まりました。
38話目にして、やっと住人が揃いました!
ロッタちゃんは、以前も紹介いたしましたが、「はぁとナーズの風」で大活躍中のぽよ~んさんのサイト、『木漏れ日の下で』でDLさせていただいたシムちゃんです♪
声が高くって可愛いっ!
でも、一緒に住んでみたら、ダニエルより上に表示される・・・ってことはダニエルより年上かぁ・・・。(加齢はOFFにしてありますけど。)
で、ロッタちゃんには絶対に専門職について貰おう!・・・と企んでました。
でも~・・・なにがいいかな~。探偵?建築家?スタイリストもいいし~・・・と悩んでいたところ、
↑これを見つけてしまったので、「ここはゴーストバスターズだろ(≧∇≦)b」・・・と決めました。
ええ・・・ゴーストハンターではありません。
ゴーストバスターズですっ!!
がっつり幽霊退治をしていただきたいと思います!!
こんばんわ~♪
返信削除もうね、ギルがおっかしくって(笑)
ピヨピヨがいっつものっかてるのがツボです!
あ、お風呂は違いましたね(笑)
サービスショットをありがとうございます♪
私、最近ギルが好きみたい。
なんかいいんですよね。
あー浮気者だな~
みんな揃いましたね!
これから色々な事が待ってそうで楽しみです♪
でも、まさかのロッタちゃんでした。
彼女はゴーストバスターズだったんですね!
なんかお似合い。
これからどうなんのかな?
橘花ちゃんの恋の行方も楽しみですが、
ギルの今後が気になります(笑)
又遊びに来ますね!!!
まことんさん、こんばんは!!
返信削除鳥はお風呂には入れないのでね(笑)
ほどほどに鍛えてあるので、ギルの入浴シーンは絵になります!
おや?ギルがいいですか?
気に入っていただけるのはありがたいです!!
本人は大真面目なんですけど、なぜか笑いが出てきちゃうのがいいのかな~♪
ロッタちゃんはゴーストバスターズなんですよ~(^-^)
デフォの制服は黄色だけど、ピンクに色替えしたら似合うんだもん!
お仕事はマジメにやってます!
でも、家にいるときは、全員を誘惑しまくってます(゚ー゚;A
橘花とも仲良くやってますよー。
女の子が増えて、橘花は嬉しいみたい。
いや~・・・やっと予定の人数が揃いましたよー。
ここからが本編なんですよね~。
いったいどんだけ長い話しになるのか、見当もつきません。
早く終わらせようと思えば、途中を飛ばすことも出来るけど、それじゃ面白くないしね!
まだまだ続きますが、気長にお付き合いくださいね♪
ギルの登場シーンを増やさなくっちゃ!!