「またお願いね!」
「君の作品、評判いいよー。いくらでも持ってきてよ!」

「ホント?嬉しいな!でも、そんなに早く作れないし・・・。」
「そりゃそうだね。」

頑張っても1日に一つくらいが限界でしょうか。
他にやりたいこともいろいろあるし、けれども彫刻家として、少しは名前が知られるようになってきたみたいです。
「今日は左京のライブ、行くんだ!またスタイリングしてもらお♪」

性懲りもなくサロンでスタイリングしてもらいに来ました。
「おじさん!今日はライブ行くから、うんと可愛くして!」
「もぉっ。おじさんじゃなくてママって呼びなさいよ!」

・・・いや、すみません。呼べませんから・・・。
「どんな感じがいいのよ?」
「ん~・・・可愛いけど大人っぽいって感じがいいな!」

「難しいこと言うわね~この子は~。」
「おじさん、プロなんでしょ?」

おじさんをせっついて、服を選んでもらったのですが・・・
「え~?またこれなの~?」
「文句言わない!あんたにはこの色が似合うわよ!」

・・・前の時と同じ・・・。
おじさん、センスないんでしょうか?残念サロンに認定ですね。
「ん~・・・時間ないのに~っ。」
「じゃ、あんた、自分でやってみなさいよ。」
「そうする。」

やはりサロンで選んでくれる服はあてになりません。
なので、自分で選ぶことにしました。
「ほらっ!こんなのどう?」
「ふっとい足、出しすぎじゃないの?」

「余計なお世話っ!」
「・・・ま、可愛いかもね。」
「でしょ?」

「よしっ!早く行かなきゃ、ライブ、始まっちゃう!!」

サロンの隣りがライブ会場なので、ひとっ走りです。
家では、ギルと宗太がなにやら楽しそうにお喋りしています。
「なぁ、なぁ。今度一緒にナンパしに行かないか?」
「ナンパ?ギルさん、カノジョいないの?」

「いや、実はいたんだけどよー。どうもヤバイ仕事やってるみたいでさぁ。」
「あ?だから逃げて、ここに来たの?」

「その通りっ!な、お前、ツラいいし、女の子なんかすーぐ引っかかるぜ?」
「へへっ。そうかな?(興味ないけどねー。)」

二人が悪巧みをしている頃、左京のライブが終わったようです。
「橘花ちゃん!来てくれてサンキュ!どうだった?」
「最高に決まってるじゃない!」

「チケット、ありがとう!タダで見れるなんて思わなかった!しかもあんないい席で・・・。」
「なんだよ。全然構わないよ。いつでも言ってくれていいんだぜ?」

「宗太なんかほとんど見に来てくんないもんな。あいつ、音楽に興味ないし。」
「もったいないなー。」

二人が話していると、左京のファンの子が近寄ってきました。
「あっ!左京!ねーねー、サインちょうだい?」
「ダメダメ。今度サイン会やるから。」

「えー・・・スターはそんなケチケチしちゃダメなんだぜーっ。」
『どこのガキだ・・・こいつ・・・。』

左京の子供嫌いは治っちゃいません。
「ふんふ~ん♪いい曲だなぁ。」
「お父さんの曲だ。」

「ここのサビのとこ、いいなー。んん~♪」
「・・・お前、音痴だな・・・。左京の息子なのに・・・。」

宗太は、音楽に興味がない、というか、自分に才能がないのがわかっているので、音楽には手を出さないだけです。
それに、左京はいつもライブに来て欲しい、と言いますが、ライブ会場で見るよりも、普段、家でギターを弾いたり、こっそり練習しているのを見たりする方がなんとなく好きなんです。
「あ・・・食洗機、壊した・・・。」
「ぴー・・・」

「俺、直せないや・・・。どうしよう・・・。」

「もー。ギルさん、床だけふいといてよ。」
「拭くけどよ・・・食洗機は?」
「いっつも、いつの間にか直ってるよ。」

ギル、軍隊にいるくせに、こういうことはからっきしです。
「ふむ・・・。」

「しょうがないなぁ・・・。」

いっつもいつの間にか直しているのはダニエルでした。
「むふ。満足。寝よ。」

おやすみなさい。
「んー・・・橘花さん・・・。」

いい夢が見られるといいですね。
橘花がサロンにいる時に横を通った女の子ですが、
プレイヤーが頑張って作った女の子シムです。
作ってはみたものの、街に放流してほったらかしにしてたんですが・・・なかなか可愛いんでないかい?
でも、髪型のせいか、よそ様のブログで配布されている双子姉妹ちゃんと被ってる・・・。
・・・ま、パクリこそ我が人生(?)なので、ま、いいか。
ストーリーに絡ませるかどうか、考え中です(^-^;)
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