「な、せっかくなんだから、みんなでピラミッド探検に行かないか?」
「うん!いいねぇ~。」
「あ、でも橘花さん、今日は観光地巡りするって言ってたよ!ボク、一緒に行くんだ。」

「じゃ、明日にするか。」
「お前、いつ橘花とそんな約束したんだよー。」
「ダニエルさん、コガネムシ見つかったの?」
「・・・あと1匹・・・。」

ダニエルも左京も、まだ集め物が終わっていませんでした。
まだ日があるので大丈夫ですね!(左京のおかげで、8日間の日程になっております。)
「さーて。今日は墓巡りの続き行かなくっちゃ。」

朝食後、のんびりしている橘花のところに、宗太がやってきました。
「橘花さん!そろそろ出掛けようよ!今日はどこ?」
「ハトシェプスト女王葬祭殿!」
「行こう!行こう!」

墓巡り、あと2ヶ所です。
左京とダニエルは石拾いと虫探しの続きなんですが、左京はさっさと石を見つけて、釣りしてます。
「ワニ釣れるかなー。ワニ。」

背後、ダニエルが駆け抜けて行きます。
同じ方角だったんですね。
「あれ?ワニじゃないや。なんだ?こいつ。」

うへ。マミーフィッシュと言うヤツですね。
不気味です。
死の魚の方が可愛いとさえ思ってしまいます。
「よし!墓巡り制覇!」

橘花の依頼は面倒なものではないので、あっという間に終わって、依頼人に報告して完了です。
いろいろあるんですが、ちょっと割愛して、翌朝です。
「橘花ちゃん。今日はみんなでピラミッドに行かないか?」
「ピラミッド?探検するの?」
「ああ。中まで入ってみよう!」
「行く、行く!」

もちろん、橘花は大賛成です。
墓を見て回っただけで、中に入ってまで探検してはいませんからね。
「わ!ここかぁ!」
「左京!待ってくれ~。」

「おっと・・・開いたぞ!」

「まずはここ。」

「カチッとね。」

「ねぇ!こっちになんかあるよ!」
「このがれきの下はアヤシイなぁ・・・。」

君たち・・・勝手に行動してるとはぐれてしまいますよ?
「はしゃいじまって・・・しょうがないなぁ。・・・お?仕掛け床がこんなとこに・・・。」

「・・・で!こいつを乗せれば・・・。」

「宝箱ゲット!」
「左京、手馴れてるねー。(カッコいい・・・)」
「ウチの親、アドベンチャー好きだったんだよね~。」

左京にもその血が流れているはずですね。
「ん?この穴はなんだ?」

「んー・・・」
カチっ。

それは隠し階段のスイッチでした。
「おおおーーっ!お宝ーーっ!!」
「ダニエル・・・勝手に進むなよー。迷うぞ?」

「平気だって!左京、心配性だなぁ。」

心配したくもなります。だって・・・
「おわぁーーっち!!」

確かめもせずに罠に飛び込んでしまうんですから!!
「うひーーーっ!あちっ!あちっ!」

たまたま近くに井戸があります!
これで火を消そうと飛び込んで、ことなきをえました。
「あー・・・びっくりした。」

「ビックリしたのはこっちだっての!」

「でも、おかげでこーんなに宝箱があるトコに来れたじゃん!」
「う・・・なんて能天気な・・・。」

「いやー・・・でもホントに怖かった!!」
「・・・あれ?」
「井戸がなかったら焼死だよ!焼死!!」

「こんな遠い異国で死んだら、兄ちゃん、泣いちゃうよ!」
「・・・ね、ダニエル・・・左京と宗太くんは・・・?」

案の定、はぐれてしまった二人です。
唐突ですが、続きます~。
( ´ー`)ノ コンチャ
返信削除ちょっと来れなかった間に かなりエジプト満喫系ですねっ!
メンバーが変わると また違った雰囲気がいいですね~。
てか、、、笑えますww
なんていうか このメンバーってしっかりさんがいなくて
*+:。.。イィ(o´Д`o)ィイ。.。:+*
そしてそれぞれが個性ありありぃ~~♪
宗太がんばれ~~☆いろんな意味でw
ぽよ~んさん、こんばんはー!!
返信削除なんだか思いっきりエジプトアドベンチャー、楽しんじゃってます♪
4人で行くのってかなり楽しいんですけど、なかなか探検が進まなくって(^_^;)ゝ
あ!そう言えばホント、しっかりさんがいませんね!!
だから愉快になっちゃうのかぁ~。
ダニエルにも宗太にも、そろそろ頑張ってもらいますよー!
とりあえず、ダンジョンを抜けなくっちゃ!