隕石割りを延々やっていたら、
こんなことになってしまいました。
(↑隕石から宝石がごろごろ出てきた様子。)
さて、ギルの氷像を作ることにしましょう。
「・・・ギルもそのポーズなの・・・?」
「ん?問題あるか?」
「ま。いいけど。」
「カッコよく作ってくれ!」
「実物以上にはならないよー。」
「・・・ん?坊ちゃん、どうした?」
「橘花さん、ここで、絵描かせて。」
「いいよー。」
「坊ちゃん、なんなら俺様を描いてもいいぞ!」
「ギル、あんまり動かないで!」
しかし、ギルはあまりじっとしててくれません。
おまけに、
「うー・・・ちょっとションベン行ってくるっ。」
「もうっ。あとちょっとなのにっ。」
「生理現象は止められんだろう。それともそこで漏らしてもいいのか?」
「はいはい。もういいよ。あと仕上げだから。」
まぁ、ある程度出来れば、あとはモデルなしでも十分出来上がります。
「でーきた♪」
・・・すごい・・・。
何がすごいかと言うと・・・
1号の再現具合が!!
「ふむ・・・。」
トイレから戻ってきて、ギルは彫刻の出来具合を確認しています。
「ううっ・・・。見ろよ、1号!!俺たちの像が出来たぞ!2号にも見せてやりたいなぁ。」
ねまきの時は、2号は乗せてません。
寝返り打ってつぶれちゃったらかわいそうだから。
「橘花さん、橘花さん。」
「なーに?」
「ボクね、とりあえず画家として、役所に登録したんだ。」
「そうなんだ。」
「どうせ絵は描くんだし、売ったらいくらかにはなるだろ?だったら登録しておけば、ニートとか言われなくて済むし。」
「ワタシも似たようなもんだしね。」
「いろいろ教えてよ!」
「やだなぁ。教えられることなんかなんにもないよー。」
「そっかな?プロとしての心構えとかさ。」
「そんなのないない。成り行きで彫刻家になったんだし。」
成り行き・・・にしては、熱心すぎるようにも思えます。
そして、週末。
「お前、絵売って稼いでるんだって?就職、しないのかよ。」
「稼ぐ・・・ってほどお金にはまだならないよ。」
ダニエルが宗太に絡んでいると、ギルがやってきました。
「なんだ!二人ともここにいたのか!」
「なに?」
「前に約束したろ?飲みに行こうぜ!」
「お酒?」
「坊ちゃんももう大人になったんだし、飲めるだろ?」
「いいけど・・・お父さんは?誘わないの?」
「バッカ、お前、左京なんか連れてったら、大騒ぎになったらどうすんだ。」
「それもそっか。」
「そうさ!・・・ん?・・・そうだ・・・。」
「おい、ちょっとダニエル、耳貸せ。」
「なんだよ?」
「ごにょごにょごにょ・・・なんてのは・・・どうだ?」
「くひひっ。それ、面白そう!」
「だろ?」
「なんだよ二人ともー。」
「いいからいいから。さ!支度して、行くぞ!!」
ギル、なにか面白いことを思いついたようです。
そして、三人がやってきたのは・・・
「あれ?ここ、サロンじゃん。ここでお酒飲めるの?」
「違う違う。飲みに行く前の景気づけだ!」
「坊ちゃん、その鏡の前に立てよ。」
「えー?なんなんだよー。」
「服は・・・まぁ、そのままでもいいか。髪をだな・・・。」
「えっ!?」
「ぐしゃぐしゃーっとして、ワックスつけて、と・・・眼鏡かけてー。」
「これじゃあ・・・。」
「ほら!出来たぞ。」
「・・・さすが親子だな。よく似てる。」
「なんでこんな格好しなきゃいけないんだよ・・・。」
「ジョークだ、ジョーク。さ、ミニ左京。飲み、行くぞ!!」
宗太を左京のそっくりさんに変装させて、出発です(笑)
氷像で、鳥がこんなに見事に再現されるとは思ってませんでしたw(゚o゚)w
ホント、びっくり!
それから、以蔵とヒイナさんの氷像ですが・・・出来ました!!
いや~・・・出来るんだ~・・・。
橘花の腕も、たいしたもんだ。うん、うん。(←仕様だから・・・)
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