「ん~・・・最近、彫刻の腕、磨いてないなー。」
最近、発明台に向かっているほうが楽しくて、あまりノミを持っていません。
もう、彫刻のプロとして作品が売れているんですが、そういえば、実在の人物を彫ったことがありません。
そんなわけで、氷像に挑戦です。
「こんな感じでいい?」
まず、モデルをお願いしたのは、もちろん左京です。
「すっごくいい!そのままちょっと動かないでー。」
「OK~♪」
左京は快くモデルを引き受けてくれました。
しばらく時間が経ち・・・。
「出来たー。」
「ん?どれどれ。」
「ゴメン。初めて作ったから、なんかへたくそで・・・。」
「そう?」
「いや、うまいよ!氷なのがもったいないなー。溶けちゃうだろ?」
「そうなんだよね・・・。今度はもっとうまく出来るように練習するね。」
「あれでも十分だよ!いや、うまいもんだ。」
「あ、ねぇ、橘花さん。お父さんの像、作ったの?」
「うん。あんまりうまく出来なかった。まだまだ修行が足んないなー。」
「そうなの?練習台ならボク、いつでもなるからさぁ。言ってよ!」
「うん。この家の人はみんな作るつもりなの。」
「ホント?楽しみだなぁ。」
「楽しくないかもよ?だって・・・モデルやってる間、あんまり動けないから・・・。」
「平気だよ!橘花さんの腕前眺めてるだけで勉強になるからさ。」
何事も練習第一です。
次に橘花が白羽の矢を立てたのはダニエル。
「ねー。そんなポーズでいいの?」
「いいだろ?カッコいいだろ?惚れるなよ。」
「惚れないよ。あんまり動かないでね。」
「OK-。」
「そんじゃ始めるねー。」
「うん。・・・ねえ、おしっこしたくなってきた。」
「もう!?」
「・・・んもー・・・ダニエルったら・・・。」
ほんのちょっとモデルをしただけでダニエルはトイレに行ってしまいましたが、それでもなんとか像は仕上がっていきます。
「こんなの部屋に置いてあったら嫌だなぁ・・・。」
「出来た!・・・ふわぁ~・・・眠い・・・。」
氷なので、一気に仕上げなければならないので、作っている橘花の方は、この場から離れられません。
それでもモデルもなしで頑張って二体目、完成です。
次は宗太。
「これでいい?」
「OK、OK!動かないでね?」
「ダニエルなんか、すーぐどっか行っちゃってさ。」
「そうなんだ。」
「宗太くん、動かないでいてくれるから、作るのラクー♪」
「んんっ。だってモデルになるって約束したじゃん。」
「それでも!」
「もうちょっとだから我慢してね。」
「(作るの早い・・・。すごいや・・・。)」
そして・・・
「もう出来ちゃった・・・。お父さん言ってたけど・・・ホント溶けちゃうのがもったいないな・・・。」
ポーズをとって貰っている意味があるのかどうか不明な仕上がりですが、だんだんうまくなっていっているような気がします。
「ふぅ・・・。やっと三つ目か・・・。」
「プロの彫刻家ってのも大変なもんね。でも・・・やっぱり楽しい!」
特別、名前を売りたいとか思っているわけではありません。
きっかけはどうあれ、彫刻を作るのはとっても楽しいんです。
でも・・・この頃、妙な焦燥感に駆られているんです。
それがなんなのか・・・まだ橘花には分かりませんでした。
最近、一つのレビューが異常に長い気がして、短くしようと努力したつもりです(^_^;)ゝ
またしてもゲームの不意落ちが頻発しだしましたので、やり直しばかり・・・。
原因はなんだろうか・・・と考えて、家の中のオブジェクトをかなり売り払いました。
まだ検証中ですが、不意落ちはなくなったかも?(プレイ中じゃなくって、セーブ中に落ちるんで、なにか特定の原因があるのかも・・・)
橘花の服のパターンがころころ変わっているのはそのせいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿