お仕事先で、晩ごはんをごちそうになるロッタです。
「おじさん、これ、食べていーい?」
「あんた、しっかり働いてくれたからね~。食事くらいいいわよ。」
『げっ・・・このおじさん、ゲイか・・・。』
「あんた、可愛いわね~。一度ウチのお店にいらっしゃい。スタイリングしてあげるからぁ。」
「う・・・うん・・・。(これが橘花が言ってた、すっごく残念なサロンのおじさんかも・・・。)」
あたりです。
「あらっ。女の子?ねー。あなた、あのおじさんのなぁに?」
「むすめ。」
「えっ。ゲイなのに、娘いるの?」
「恥ずかしいんだよねー。親があんなだと・・・。」
スタイリストのファン・デアラー氏、家族で暮らしています。
関係のほどはちゃんと確認出来ませんでしたが・・・。
「ね、ね、宗太くん。卒業パーティーは盛大にやるのかな?美味しいもの食べられるといいね。」
「美味しいものならさ、二人で外に食べに行かない?」
「でも、左京、パーティーやるって張り切ってたよ?」
「お父さんは顔広いからさ・・・。ボクはパーティーなんかどうでもいいや。」
「親孝行してあげなよー。息子の成長、祝いたいんだよー。」
「・・・そうかもね。ボク、母親いないからさ。」
「離婚・・・したんでしょ?」
「そっか。橘花さん、知ってるんだ。」
左京のことなら大概のことは知っています。
左京のデビュー当初は橘花もまだ子供だったのですが、売れ出してからはいつもテレビで左京を見ていて、追っかけ歴は長いのですから。
「あ、橘花ちゃん。明日のパーティーなんだけどさ、誰か呼びたい人とかいる?」
「ワタシ?宗太くんのパーティーなんだし、ワタシは別に・・・。」
「そうか?宗太のヤツ、あんまり友達いないみたいだし、どうしようかと思って・・・。」
「この家の人たちだけでもいいんじゃない?宗太くん、人が多いの苦手なんでしょ?」
「君・・・宗太のことよく分かってるね。」
「似てるの!ワタシと。」
「ふぅん。じゃ、せめて料理はばっちり揃えるか。」
「ワタシ、ケーキ買ってくるね。」
パーティーの為の準備は着々と進んでいるようです。
「そうだ。お祝いになんか作ってあげよう。」
彫刻の方がいいか、とも思いましたが、場所を取るので、小さなおもちゃを作ることにしてみました。
「こんなの・・・どうかな?ふふっ。子供っぽいって嫌がられるかな?」
宗太は受け取ってくれるでしょうか。
宗太が言うように、卒業パーティーはさておき、家の住人が全員集まって宗太を祝えるということが、橘花にはなんだか嬉しかったんです。
「なぁ。明日、坊ちゃんの卒業パーティーやるんだって?」
「ああ。みんなで大騒ぎしようって、左京、張り切ってたよ。楽しみだなぁ。」
「そこのステレオ、壊れてるから、明日までに修理しなくちゃな!」
「坊ちゃんも大人になるか。親父に似てイケメンだからな、あいつ。モテるだろうよ。」
ギルが何気なく言った言葉が、ダニエルには引っかかりました。
『宗太が・・・大人に・・・。』
今までは年下の弟分という感じだったんですが、どんな大人になるのか・・・。
なにせ父親は左京なんです。
ギルの言うとおり、女の子にモテモテのイケメンになるんでしょうか。
パーティーの日の朝。
「やぁ!橘花ちゃん、おはよう!」
「準備するんでしょ?ワタシ、ケーキ買いに行ってくるね!」
「ケーキもいいけどさ、可愛い服着て、ちゃんとめかしこんどけよ。」
「ワタシ?宗太くんが主役なのに?」
「そんなに可愛い服なんか持ってないもの。」
「じゃ、スタイリングしてもらってきたら?劇場の隣りのサロンで。」
「あー・・・あそこ、ダメダメ。なんか感性が古臭いんだよねー。」
可愛い服はともかく、
「ケーキ買いに行こ。」
さぁ!パーティーです!
いよいよ宗太が大人になります。
ま、ちょっと間が開いたり、なんでこんなに引っ張ったりするのかというと・・・いろいろあって本編が全然進んでないからですっ。
でも、やっと一段落つきましたんで、がつがつやりますよ!!
プレイヤーのシム歴もやっと1年を超えましたのでね(^-^;)
1年間・・・ほぼ毎日シム漬けの生活も・・・なかなかいいんじゃない?
ホント、飽きないゲームですよね~。
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