「ふーむ・・・眠たいが、これも仕事のウチだ・・・。」
上司から、読むように!と言われ、眠いのを我慢してせっせと本を読むギル。
「あー・・・もうヤだぁ~・・・医者、辞めたい~っ。」
イヤだ、イヤだと言いながら出世して、夜勤になってますますイヤになってるダニエル。
対照的です。
「よしっ。出来た!」
彫刻の腕が上がってきて、友人のために一つ、なにか作ってくれ、と頼まれた橘花。
明日、届けに行くことにしましょう。
依頼のものを届ける前に、委託販売所にやってきました。
自分が作った作品がもう一つあるので、売りに来たんです。
・・・と、この服、可愛いんですが・・・首が離れてます(汗)
なので、チェンジ。
似合ってたのになぁ。
仕方ないので、普通のシャツ。せめてパターンは変えましょう。
作品を委託した後、店内を見てみたら、オルゴールがありましたので、購入しました。
その後、頼まれた彫刻を届けに。
「ね。一つ作ってみたんだけど、これでいいかなぁ?」
「わぁ!ありがとう!!これで嘘つき呼ばわりされなくってすむわ~!」
「彫刻、出来ないのに、出来るなんて言っちゃダメだよ!」
彼女、彫刻なんか出来やしないのに、友達に「出来るもん!」とハッタリかまして、だったら証拠見せろ、と言われてたそうです。
見栄張るから・・・。
・・・と、そこへ偶然来合わせたダニエル。
「橘花!ここでなにやってんの?」
「うん。友達に届けモノ。ダニエルは?」
「出勤前に、公園で和もうと思ってさ。(橘花に会えるなんてラッキー♪)」
ちょっとおしゃべりでも・・・と思ったのですが、ギターの音が聞こえてきて、橘花はお友達と踊り始めてしまいました。
「ちぇーっ・・・つまんないの・・・。」
「ダニエルも踊ればいいじゃん!」
「えーっ!?あいつとーっ!?男同士で踊っても・・・ぶつぶつ・・・。」
たまたま近くに一人男性がいました。
ダニエル、文句を言う割には、楽しそうに踊り始めました。
「ヘイ!君はリズム感、いいねっ!」
「そ・・・そうかな?へへっ。」
『でも、やっぱり組み合わせ、変えてほしー・・・。』
そうこうしている間に勤務時間になり、ダニエルは仕事へ。
橘花は家に帰りました。
「そうだ!オルゴール買ってきたんだ~。聞いてみよっ。」
「わぁっ!いい音色~♪」
うっとり聞き惚れてますが・・・それ、
忍者オルゴールですよ・・・?
どんな音色なんだか・・・。
「よぉ。坊ちゃん、宿題終わったか?」
「うん。・・・あ、そうだ。ねぇ、ギルさんはさ、ずっと軍人になりたかったの?」
「ああ!ガキの頃、戦争映画を見てなー。軍人ってカッコいいなぁ、と思ったわけさ!」
「ふぅん。(・・・案外、みんな単純なものなのかなぁ。)」
宗太だって、だいそれた目的を持って、科学者になりたい、などと言っているわけではないのです。
この世には不思議なことがたくさんあるので、それを自分の目で確かめてみたいだけ。
「どうしようかな・・・う~ん・・・。」
「ただいまー。・・・おーい。誰だー?こんなトコに服、脱ぎ捨てたのはー?」
「・・・ったくしょうがねえなぁ。」
この家、誰が掃除する、とか別に当番制ではないので、気付いた人がやります。
「洗濯、するかぁ。・・・おっ!」
「今夜はキレイに星が見えるなぁ!」
「明日も晴れだな!きっと。」
そう願いたいものですね!
なにが「嵐の前の静けさ」なのか・・・続きは次回!
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