朝起きたら、食洗機が壊れていました。
「もー・・・誰だよ。壊したのー。」
「あ。ダニエル、サンキュ。ワタシ、床掃除するねー。」
「俺が壊したんじゃないからねっ。」
「知ってる。」
橘花が壊したのでもないですけど。
「ねー、橘花。今日、なんか用事ある?」
「うん。ある。」
「・・・(がっかり・・・)」
せっかくの休みなので、橘花を誘おうと思っていたんですが、あてが外れてしまいました。
「そうそう。ダニエルに言われて思い出した。登録、登録。」
彫刻家として、名簿に登録して、
「さって。あとは役所に行って手続きかぁ。」
「行って来まーす。」
出掛けることにしましょう。
一方、左京とギルベルト。
「ギル、ジムでも行って鍛えないか?」
「いいねぇ~。」
と、いうわけでやってきました。フィットネス・ジム。
ツイン・ブルックのジムって地下にあるんだ!
もっと明るい場所を想定していたプレイヤー、軽くショックを受けました。
「さぁ!鍛えるぞー!!」
「俺も明日から仕事だし、鍛えとかなきゃな!!」
二人でひとしきり汗をかいた後、
「あー・・・運動の後はこれだよなー。」
左京には、『素早く燃焼を3時間やる』というミッションがあるのですが、すぐ疲れてしまいます。
3時間にはまだ足りません。
ギルも筋トレを終えて、シャワーを浴びました。
「ふっ・・・相変わらず俺様は美しいな・・・。」
「ぴっ。」
1号も賛同してくれています。
そこへ・・・
「おっと・・・電話だ・・・。」
「もし・・・(げっ・・・ロッタっ・・・)」
「ち・・・違いますよ~。番号間違ってませんかぁ~?」←裏声
「ぴ・・・。」
「(しっ。1号、2号、静かにっ・・・)」
「・・・ふぅ・・・。なんとかごまかせた・・・。参ったな・・・。」
ロッタからの電話だったのですが、ここで関係を断ち切っておかなければ危険です。
心を鬼にして、別人の振りをしておきました。
こちらは、役所へ行って、登録証を貰ってきた橘花です。
またサロンに来ました。
「今日は・・・プロの人にやって貰おう。」
「お願いしまーす。ちょっと大人っぽい感じにして。」
「いいわよ。」
「髪は?切る?」
「んーん。切らなくていいんだってば。」
「下ろしたほうがステキだと思うわよ。」
「そうかなぁ・・・。でも、服だけね。」
「了解。」
「これでどう?」
「うひゃーっ!」
「これが最近の流行なの?」
「流行っていうか・・・ここはシム界ってことよ。」
「へー。じゃ、これで彫刻売りに行こうっと。」
「・・・捕まらないようにね・・・。」
・・・あんたがコーディネイトしたんだろうが・・・。
「おじさん、ありがと。」
「おじさんじゃないわよっ!ママ、って呼んでっ!!」
「・・・。」
ママ、ですか・・・。
そのまま、委託販売所に行き、手持ちの作品を無事に売ることが出来ました。
「よろしくねっ!」
「そのポーズはなんかのまじないかい?」
そうではありません。気合です。気合。
「このドラマ、どろどろで面白いな・・・。」
「この女、どっちを選ぶと思う?」
「幼馴染のほうかな~。」
「でも結婚するなら、収入が安定してる上司のほうがいいよなぁ。」
「おっ。ここでラブシーンか!」
なんのドラマなんだか、二人で盛り上がっています。
「なに見てるんだ?二人して・・・。」
「あ、左京。」
「左京。」
「左京はドラマとか出ないの?」
「演技は苦手だよ。」
「えーっ。でも売れてるし、そのうち声がかかるんじゃないの?」
「売れてないよ。」
相変わらず自分は売れていないと思っている左京です。
「さ!彫刻家として登録したし、張り切って作らなきゃね!」
無駄話をしているオトコどもをよそに、せっせと作業する橘花でした。
サロンのおじさん、いろいろなレビューで見てたんですが、ホントに保毛田保毛男ですね(笑)
しかし、あのコーディネイトで125シムオリオンも取られるとは・・・。
でも面白いんで、また行ってしまいそうです。橘花も嬉しそうだしね。
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