ちょっとここで少し本編から外れまして・・・
彼の話を聞いてやってください。
俺はギルベルト・ギュンター。なぜかドイツ人名だ。
大志を抱いて街に出て来て、
「ね、あんた、カッコいいね。なんて名前?」
「ギルベルトだよ。君は?」
「ロッタ。」
彼女に逆ナンパされて、
「あたしんち、来ない?すぐ近くなんだー。」
「へえ。」
なんとなく彼女について行って、
「今、ご飯作るから待っててねー。」
「出来たー。」
「あ。うまい。」
なんとなく一緒に暮らし始めた。
「俺さ、軍人になりたいんだよ。軍隊に入る為に街に出てきたんだ!」
「えー。あんた、顔いいんだから、ミュージシャンになりなよー。」
「ミュージシャン?」
「ミュージシャンなんかイヤだよ!あんなちゃらちゃらした仕事っ!」
「なんでなんでー?いいじゃん。」
「知り合いに音楽関係の人いるから、頼んであげるよー。」
「ノーサンキューっ!!」
しかし、彼女は強引だった。
俺は彼女に逆らえず、音楽業界に入ってしまった。
「まいったね。こりゃどうも。けど、こうなりゃとことんやるさ!なっ、1号、2号。」
頭の上にいるのが1号、肩に乗ってるのが2号だ。
「あったっしの~カレシは~ミュージシャン~♪」
「まだまだ売れてないけどぉ~♪」
「そのうち~♪きっと、有名人~♪」
「いぇい!!」
「ねっねっ。早く稼いでね!」
「う~む・・・。」
無邪気にそんなことを言う彼女が可愛かったんで、俺は言いなりになってた。
「あんなに喜んでんだからなぁ。それに・・・文無し宿無しの俺を拾ってくれたわけだし。」
軍隊の寮に入るつもりだったから、金なんて持ってなかった。
まぁ、今は彼女の言いなりになって、ミュージシャンを目指すのもいいさ!
だって俺は、
「う~ん・・・美しい・・・。」
ホントに顔はいいんだから!!
「ロッタ・・・お前、可愛いな・・・。」
「えへ。」
「ん?玄関・・・客か?」
玄関の呼び鈴が鳴ったんで、訪問者を招きいれようと玄関に出た。
「んん。ロッタ・リドリーさんのお宅はこちらかな?」
「そうですが・・・。」
なんて人相の悪い男なんだ・・・。
「えっとー・・・あなた、どなたですか?」
「ふむ。リドリーさんに仕事の話をしにきただけだ。」
「あ・・・そう・・・。」
ロッタは親しげにお客と握手を交わし、俺にしばらく家を空けるように言った。
時間を潰して帰ってきたが、ロッタはまだあのオトコと話していた。
「そんなにうまくいきませんよー。まだ始めたばっかりなんだしー。」
「そんな甘えが許されると思ってるのか?今週中に・・・。」
ん?なんの話しだ?よく聞こえないな・・・。
「そんなことじゃ報酬は・・・。」
「えー。だって・・・でしょ?・・・。」
「じゃあさ、ごにょごにょごにょ・・・で、どう?」
「ふむ・・・。」
「ともかく早く・・・して、組織に・・・んだぞ。」
「うまくやるってばー。」
なっ・・・なに!?
き・・・危険な匂いがする・・・。
あのオトコ・・・どう見ても犯罪組織の幹部って顔だ!!
もしかするとロッタ・・・俺を犯罪組織に引き渡して、ああ・・・俺はヤク漬けにされて、訳の分からない、いかがわしい場所で、身体を売らされるんじゃ・・・!?
や・・・ヤバい・・・こっち来る・・・。
「あ、ギル、帰ってたのー?仕事の話、終わったよー。ゴメンね、追い出して。」
「い・・・いや・・・ははっ。」
ロッタは笑ってたけど、あれは俺を油断させる為の罠だ!!
「すっ・・・すぐにでも逃げ出さなきゃ・・・。」
俺は必死に家を探した!仕事を始めて、小金は持っているものの、なかなかそれに見合う物件は見つからない。
だが、ある広告に眼を留めた。
「家賃なし?ここだ!ここしかないっ!!なっ!そう思うだろ?1号、2号。」
「ぴー。」
「ぴー。」
「ナンバーを控えて、即電話だっ!!」
いつ、魔の手が伸びてくるか分からない。
それにそもそも、俺はストイックな生活を望んでたんだ。
俺は仕事に出る振りをして、ロッタとの生活に別れを告げた。
プロイセン、という名前ではやっぱりあんまりなので、ギルベルト・ギュンターという名前にしてあげました。
パソコン打ったり、本読んだりしてると、鳥が一緒に覗き込んでて、まー可愛いこと♡
ところで、人相の悪いオトコの人は、ボビー・サージェントというツイン・ブルックのNPCの人です。
ロッタちゃんの知り合いの中から適当に選んでみたけど、ホントに人相の悪いこと!!(笑)
なにか企んでるとしか思えない顔ですねー。悪役にぴったり!!
いや~~ん おもしろすぎるぅぅーwww
返信削除もぉなに・・あ、、おはよです(〃ω〃)
すっごいそのままの二人にびっくりでしたぁ!
そぉそぉ そんな感じっ!w
ぴー ぴー 言ってるし マジ笑いすぎた
ひぃぃぃー((((((((((ノ∀`)・゚・。 涙もでちゃうしw
最高っす!!!
朝からハッピーな気分になれましたぁ。
でも ロッタと別れたんだ・・残念。
二人のコンビ解消かぁぁw
ぽよ~んさん、こんばんはですー!
返信削除ロッタちゃん、こんな感じですよ~(^-^)
キャピキャピしてて可愛いっ!!
こんな可愛いロッタちゃんを、このたった一度の登場で終わらせるつもりはありませんよ!!
コンビ解消?いやいやいや、まだまだ・・・。
でも、再登場まで、もちょっと待っててくださいね!
その時に、ちゃーんとロッタちゃんの紹介をしたいと思います!!
あ、笑っちゃいました?
1号・2号、可愛いです♡
相変わらず名前の付け方が適当で申し訳なかったんですが、思いつくままに1号・2号にしてしまいました(^-^;)ゝ
笑ってもらえてよかった~。