「んん~♪ゴミ捨てゴミ捨て~♪」
「ぽーいぽいっ♪・・・と。」
「ははっ。変な曲っ!」
「ゴミ捨ては私の仕事だー!ぶーーーっ!!」
「あ・・・メイド、雇ったんだった・・・。いかにも仕事出来なさそうなヤツだな・・・。」←あたり。
庭に出た左京。何をするのかと思えば、
「ん~・・・最近、身体なまってるからなぁ・・・。ちょっと鍛えなきゃなぁ。」
ちょっと身体を動かしたかったようです。
「よっし!」
「やっ!」
そこへ橘花。
こないだはちょっと落ち込んでしまったけど、そんなことでめげてはいられません。
「あー!トレーニングしてるんだぁ。」
「橘花ちゃんもやってみ?」
「んー・・・やってみたいとは思ってたんだよねー。護身術、覚えたいし・・・。出来るかなぁ?」
「教えてあげるよ。簡単だよ。」
「よーし・・・やぁっ!」
「えーいっ!」
「結構スジいいじゃないか!」
こんな時間が過ごせるのも、同居人ならでは、ですね。
「わー。白帯ー!」
なんか・・・一気にふとましくなってるんですが、気のせいでしょうか?
「久しぶりに思いっ切り汗かいたなー。橘花ちゃんもお腹減ってるだろうし、ボリュームのあるもんでも作るか。」
カロリーの高そうなグリルドチーズでも作りましょう!
「あー、お腹減った!これ、食べてもいいの?」
「そのつもりで作ったんだよー。」
「ん!美味しーい!!」
「よかった。喜んでもらえて。」
「あー。久しぶりに汗かいたー。」
「橘花ちゃん、こないだ、ゴメンな。」
「えっ・・・うん・・・もういいのに。だって、左京は人気あるんだもん・・・。」
「そんなことないって!」
「んー・・・。」
「ねっ、踊らない?あの時の埋め合わせにもなんないけど。踊れる?」
「えー・・・。ワタシ、あんまりうまくないけど・・・。」
左京は左京なりに、あの日のことが気になっていたみたいです。
ちょっとだけ、橘花に気を使っているのでした。
「うまいうまい!楽しくリズムに乗るだけでいいんだよ!」
「ふふふっ。」
せっかく二人で楽しく踊っていたのですが、玄関に誰か訪れたようです。
「誰か来たみたい。」
「こんな時間に・・・。俺、出るよ。」
まぁ、まだそんなに遅くはないのですが、夜の訪問者なので、自分が出ることにした左京です。
橘花は部屋に戻ってしまいました。
「あのー・・・。こんばんはー。」
訪問者はこの人でした。
家賃なし!の広告を見てやってきたギルベルト。
「どなた?・・・あれ?」
「なんだ!ギルじゃないか!どうしたんだ?」
「はっ・・・左京?ここ・・・左京の家・・・?」
ギルベルトは、左京が所属しているレーベルのバンドの一員です。
あまり話したことはなかったけれど、左京のライブのセッティングを手伝ったこともあり、顔見知りでした。
「左京の家だったのか。同居人募集の広告見て電話してきたんだけど・・・。」
「ああ!それで!俺もこの家のシェア・メイトさ!」
「ん?左京が家主じゃないの?」
「違うよ。でも・・・なんだってここに来たんだ?家族は?」
「いや・・・カノジョと一緒に暮らしてたんだけど・・・なんか陰謀に巻き込まれそうになったんで・・・。」
「陰謀?」
「金もないし、どうしようか、って思ってたときにここの広告見つけてさ。」
「そっか。」
「ま、入れよ。家主に紹介するよ。」
なにか事情があるんだな、と察して、ギルベルトを中に招き入れました。
「橘花ちゃん、こいつ、シェア・メイトの広告見て来たんだって!ギルベルトっていうんだ。」
「あ・・・こないだ電話貰ってたっけ?」
『んー・・・忘れてた!』
「よろしく!」
「ゴメンなさい。ちょっと手が離せなくって・・・。空き部屋、どこでも使っていいですよー。」
「ありがたい!もう眠くって・・・。」
ギルベルトは2階のこの部屋を選びました。
「はぁ~・・・やれやれ・・・。見晴らしがいいし、ここにしよう。」
こうして、ギルベルトもクレメンタイン・ハウスの一員となったのです。
「気がついてみると・・・オトコばっかりだわ・・・。」
本当に気付いてみると、いつの間にか、同居人四人とも全員オトコ!
「部屋、鍵かけた方がいいのかな・・・?」
「んー・・・でも、ワタシのこと襲おうなんてヤツはいないよね・・・。」
そんな、無防備な・・・。
なぜかいつもオトコばっかりになってしまうワタクシのレビューであります。
それというのも、女の子シムが作れないせいです(^_^;)ゝ
でも、もう、オトコは打ち止めにしないと・・・。
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