『え・・・?』

今の電話は一体なんだったんだろう、と呆然とする左京。
いつもの、誰かが危篤、という電話とは違いました。
「お父さん・・・ボクたち・・・これから・・・。」
「・・・。」

「・・・ユリア・・・。」

それは・・・ユリアさんの訃報。
焼死、とのことでした。
「最期の最期まで・・・親不孝なヤツ・・・!」

「姉さん・・・。」

夜が明けて、外が明るくなっても信じられません。
「ユリアさん・・・結婚式でお会いしただけだけど・・・。」

思えば、左京の結婚式で会ったのが最後でした。
昨夜のパーティーに呼んでおけばよかったとか、こんなことなら以蔵ときちんと和解させておけばよかった、とか後悔することしきりで、パーティーの前のセーブデータからやり直そうかとも考えましたが・・・これもユリアさんの運命だったんだ、と諦めることにしました。
ユリアさんが亡くなる前のデータで、アクティブ世帯を切り替えて観察してみましたが、アクティブ世帯なら、そういった事故は起こりませんでした。
とても気ままに生活していて、ケンシロウと、双子の子供たちと仲良く暮らしていました。
プレイヤーもあまりのショックに、上記の分しかSSが残っていません。
ユリアさんが生まれたときの以蔵の願いは、本当に儚いものに終わってしまいました。
長くプレイしていると、こういう出来事もあるのですね。
最後に、思う存分スプリンクラーで遊ぶユリアさんです。(アクティブ世帯切り替え時のSSです。)


Bye-bye・・・
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