・・・すみません。目次、まだ出来てません・・・。
それは、左京が仕事に出掛けた直後のことでした。
「うっ・・・陣痛・・・っ!!」
突然の陣痛に襲われた橘花。
「いや~ん!左京、仕事行っちゃったのにーーっ!!」
いつもなら左京が病院まで付き添ってくれるんですが、時間が悪かった!
陽飛と梛乃は学校だし、家には朔夜とみくるのチビたちしかおりません。
「・・・あ。ちょっと収まっ・・・。」
「・・・と思ったらまた来た!!え~ん。どうしよう~。左京~心細いよぉ~。」
陣痛が来たら放置する主義なんでハラハラしながら見守ってたんですが、橘花、一人じゃ病院に行きません!
・・・で・・・
「・・・あ・・・。」
「なんか楽になってきた・・・。」
「産まれた!!」
これが自宅出産の実態である(笑)
どっから出たんだよ。
「へへっ。安産でよかった~。」
ご覧ください!!
男の子です・・・。
名前は、左京が帰ってきてからつけてもらうことにして~・・・(ホントはもうつけてるけど・・・)
みくるを成長させましょう。
「はい。」
どうかな?
・・・う~む・・・。女の子なのに坊主はどうかと・・・。
すぐさまチェンジ!
この髪型、デフォの中で唯一可愛い♡
けど、しまった・・・この子・・・左京に似てる・・・。
そして、朔夜も成長です!
あれ?梛乃、いつの間に帰ってきてたんだ?
しかも、なんでパジャマ?(しかも、イマジナリーフレンドと遊んでるっぽい)
成長した朔夜は・・・
おお!クリーチャー!!
こちらもチェンジ。
んっ。なんか男前~。
コイツも左京似だなぁ。
「あ~・・・今日はとりあえず、危険な目には遭わなかったな・・・。」
「犯罪者になるってのは、なんか怖いな・・・。」
夕方、仕事を終えて帰宅した左京。
初日でもうイヤになってます。(いつも通り)
「ただい・・・うぉっ!?子供、増えてるっ!?」
そりゃビックリするよね。
「橘花・・・一人で産んだのか・・・。ついててやりたかったな・・・。」
はい。
フラグ、立ちました(^-^)
5番目の子ですが、
「よーし・・・お前の名前は岳斗だ!!」
岳斗(がくと)とつけました。
ガクトにするかヤマトにするかホクトにするかちょっと悩んだけど、最初のインスピレーションで。
男前に育って欲しい。
「なぁ、ハル。お前、親が犯罪者なんてイヤだろう?」
「えー?お父さん、犯罪者なの?」
「うん!そうか!やっぱりイヤか!」
「・・・ボク、なんにも言ってないよー。」
イマジナリーフレンドすら呆れるニートっぷり。
「ミク。お前もパパが犯罪者なんてイヤだろ?」
「ぶーっ。」
「・・・だよなぁ。」
みくるもなにも言ってません。
「・・・やっぱこいつらのためにも、俺が命を落とすわけにはいかないな・・・。」
どんな危険な犯罪組織なんだww
「・・・というわけで辞めますんで!」
「これでよし、っと。」
そんな簡単に足洗えるのか?その組織・・・。
「これでまた無職に逆戻り・・・か。」
「橘花になんて言おう・・・。」
仕事、いくつ目だっけ?
「さ!ミク~。歩く練習しようね!」
しつけを進めましょうか!
「ほら。立って~。」
ねまきの時は、帽子かぶってる髪型が選べないので、
こんな感じにしてみました。
女の子っぽくて可愛い♪左京似だけど(^_^;)ゝ
「ミク、ミク~。ほら。見て!いないいない~・・・」
「ばぁ!」
「ばっ!」
幼児にこれやると、一気に仲良しになれます。
「お母さん、本読んでよー。」
「いいわよ。」
おなじみ、読み聞かせ。
「ね。早く、早く~。」
「後でちゃんと自分のベッドで寝るのよ?」
やっぱりこういう大きいベッドがいいのかな?
左京と橘花のダブルベッドで読み聞かせして貰う確率、90%以上。
ところで橘花・・・それ、なんの本?
読み聞かせも1対1ならいいけど、眠たい子供が二人いるとこうなります。
「お母さん。本読んでよ~。」
「いいわよ。」
「え~。」
「ボクだって眠いんだよぉ。本読んでよー。」
「いいわよ。」
「何がいい?」
「ナギ、横入りすんなよ~。ボクが先だって。」
「困ったなぁ・・・。」
お母さんの奪り合いで、いつまで経っても寝ません!
バグっぽいなぁ。
「ハル。お前、お父さんに読み聞かせてもらえばいいじゃん。」
「お前こそ。」
「お父さん、脱線すんだもん。途中から変な話になってるし。」
「そこが面白いんじゃん?」
「だから、ハルがお父さんに本読んでもらえばいいじゃん。」
「早いもん勝ちだって。」
「じゃー負けない!」
「ボクだって!」
「あ・・・お母さん起きてきた。ケンカしてたらマズイって。」
「ケンカじゃないよ。」
「先、学校行こうっと。」
今のところ5人兄弟なんですが、正直、兄弟仲は・・・う~ん・・・びみょーな関係ですね~。
それというのも、イマジナリーフレンドとばかり遊んでいて、兄弟で遊ばないからです。
特にこの、上二人が、この後成長しても、びみょーな感じ。
性格も合わないのかも。
で、朔夜は、というと
「ん?」
「えーっと・・・。誰?」
「ヘスパー?変な名前。」
あくまでもマイペース。
朔夜のイマジナリーフレンドは、へスパーという名前。
「誰でもいいや。とりあえず怪談語ってやるよ。」
へスパー、怖がってますwww
「どう?コワイ?」
怖いかどうかはともかく、夜、外で語るというのは正しいですね!
「あの・・・橘花・・・。」
「ん?」
「俺・・・実は仕事、辞めちゃった・・・。」
自分で白状するとは、成長したな!左京!
さぞかし怒られるかと思いきや・・・。
「ん。いいの。一人で赤ちゃん産むの、心細かったし。」
「あー・・・だろ?」
「犯罪組織なんて、やっぱり子供の教育上良くないし。」
「橘花・・・。分かってくれる・・・?」
「ん~・・・。」
その行為は、子供の教育上、どうなのか?
「もっと、普通のところに就職してくれればいいよ。」
『・・・そうくるか・・・。』
「頑張って仕事探すからさ~・・・あのさ~・・・。」
「なぁに?」
「んー・・・。」
「・・・アレ、試してみない?」
「アレ?」
↑アレ
「せまい~。」「だからいいんじゃんか!!」
「いやぁ~ん♡」
このシャワーは擦りガラスなので、中が丸見えじゃなくていい感じですね!!
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