
二つ並んだベビーベッドの前で、思い悩む左京。
「とりあえずミルクだな!」

ちゃんと世話はするんだけどね。
「なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだ・・・。」

ちゃんと遊んであげるんだけどね。
怒りの矛先は、妻であるマルゴさんに向いてしまって・・・。
「マルゴ!子供泣かせないように面倒見ろよ!」
「見てるけど・・・。」

「だったらなんで夜中に起こされなきゃなんないんだよっ!」
「そ・・・そんなこと言ったって・・・。」

「私だって疲れてるのよっ!宗太が産まれたばっかりなんだし!」
「約束が違うじゃないか!」

「約束?あなただって父親なのよ?私一人で作ったわけじゃないわ。」
「だったら俺に面倒見ろって言うのか?」

子供の前で夫婦喧嘩はいけません・・・。
翌朝。
「父さん、おはよう!よく眠れた?」
「ああ。ぐっすり。」
「(つまんない・・・。出かけようっと・・・。)」

「ところでさ、この家も手狭になったし・・・新しい家に引っ越さない?」
「ん?」
「絵を飾る場所もなくなってきたし・・・。どう?」

「手ごろな家があったんだ。」
「そうか。お前も出世したし、孫も増えたし、いいんじゃないか?」

そうですね。やっと用意が出来ましたので、引っ越しますか!
マルゴさんは、図書館にやってきました。
「(本好きの幽霊がいるわ・・・)」

「あ!こんちは!」
「あら。」

また、西郷(サム)に会いました。
西郷、お前、ちょっと痩せたか?
お喋りしているうちに、ちょっと仲良くなりすぎたのか、後ろで西郷のお父さんのレイトンさんが睨んでます・・・。

なんか・・・よくない傾向です・・・。
さて、みんなが帰ってきて、家族全員揃ったところで、意を決した左京の提案で、お引越しです!

おお!プリウスに家族全員乗ってます!

今回、灯台の見える高台からはちょっと離れた、海沿いの場所。

この家のこの外観に惚れましてね。
TSRのhatshepsutさん作のお家をDLしてきまして、外観はあまり変えずに建ててみました。
・・・奥のほう、増築したり、フェンス建てちゃってたり、樹木は撤去したりしちゃってますけど・・・。
元はこちら⇒34 Knotwood Cross
ちなみに、内装はほぼ作り変えてます。
引っ越したら、まずはスプリンクラーのアップグレードですよ!
「前の家から、1個しか持ってこれなかったから・・・。ゴメンね、以蔵。」
「このくらいなんてことないさ。」

子供部屋もちゃんとあります。
「今日からここで寝るんだぞー。」

ただ・・・
本当は子供は一人の予定だったので、非常に狭いです・・・。
急遽、ベッドを2台入れました。
灯台はこの角度から見えます。

この畑のすぐ横に、老夫婦の離れ(離れてないけど)があって、キャンバスを置いて、以蔵が絵を描きながら灯台を眺められる、という風に作ってみました。
畑の手前には・・・

以蔵のお父さんと、ユリアさんのお墓を安置しました。
「これで左京も落ち着いてくれるといいんだけど・・・。ねっ。儀助。」

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